DAC内蔵プリメインアンプも発表

エミライ、国産オーディオブランド「逢瀬」の取扱いを開始 − 第1弾はコンパクトなパワーアンプ

公開日 2013/05/31 12:36 ファイル・ウェブ編集部
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(株)エミライは、日本のオーディオブランド「逢瀬」製機器の取扱いを6月3日から開始する。第1弾製品としてボリューム付きパワーアンプを同日発売するほか、DAC内蔵プリメインアンプの販売も予告している。

逢瀬は今年スタートした新進ブランドで、プロとして音楽制作を行っているアーティスト、月岡政彰氏が設立した。同氏は電子工学エンジニアでもあり、物量に頼らず、限られたサイズや物量のなかで、ベストな設計を行うことをポリシーとしているという。

ディスクリート構成を徹底していることも特徴で、バッファーアンプや高性能レギュレーター「Refine Unit」を自社開発し、搭載している。また製造はシャーシを含め、すべて日本で行っている。

■ボリューム付きパワーアンプ“WATERFALL Compact”

WATERFALL Compactは20台限定のコンパクトなボリューム付きパワーアンプで、型番はAUS-WFC1、価格は157,500円(税込)。

ボリューム付きパワーアンプ“WATERFALL Compact”

増幅素子にはHypex社のUcDモジュールをカスタマイズしたクラスDアンプを搭載し、出力は115W+115W(4Ω)。同社独自のディスクリート設計技術をふんだんに盛り込んだ。

独自設計のディスクリートバッファーアンプを搭載。二段増幅方式を採用し、安定して120dB以上のDCゲインを稼げるハイゲイン仕様とした。部品はすべて面実装部品を採用している。またレギュレーターには前述の高性能レギュレーター「Refine Unit」を搭載し、特に音声帯域のノイズを抑えられるという。

筐体はコンパクトかつ軽量で、外形寸法は220W×59H×265Dmm、質量は2.3kg。

■DAC内蔵プリメインアンプ“WATERFALL Integrated”

WATERFALL IntegratedDACを内蔵したプリメインアンプ。型番は「AUS-WFI1」。2013年秋の発売を予定しており、価格は未定。

DAC内蔵プリメインアンプ“WATERFALL Integrated”

パワーアンプ部はWATERFALL Compactと同様、蘭Hypex社の UcDモジュールをカスタマイズしたディスクリートタイプのクラスDパワーアンプ部を搭載。出力は115W+115W(4Ω)。

デジタル入力は同軸、光、XLR、USBの4系統を各1端子ずつ搭載。DAC部はハイエンドなDACチップを内蔵し、デュアルモノ構成を採用する。COAXIAL、AES/EBU、USBからの入力は最大192kHzに対応。光入力は最大96kHzに対応する。ほかにアナログ入力としてRCAステレオ2系統も備える。

外形寸法は340W×74H×290Dmm、質量は4kg。

【問い合わせ】
(株)エミライ
国際貿易事業部
TEL/03-6365-6330

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  • ジャンルパワーアンプ
  • ブランド逢瀬
  • 型番AUS-WFC1
  • 発売日2013年6月3日
  • 価格¥157,500(税込)
【SPEC】●連続最大出力:230W(115+115) 4Ω ●音圧周波数特性:20 ? 50KHz, +0/-3 dB ●全高調波歪み率+ノイズ:0.008%, 20Hz<f<20kHz Pout=1W ●入力端子:RCA ステレオ 1 系統 ●出力端子:バナナ,Y ラグ対応 ステレオ 1 系統 ●電源電圧:90-125VAC 50/60Hz ●消費電力:約 230W(最大) ●外形寸法:220Wx59H×265Dmm ※脚部含む ●質量:2.3kg