購入者対象キャンペーンも実施

エソテリック、新MOS-FET採用プリメインアンプ「I-05」 − I-03の下位機種でスリム筐体を実現

公開日 2012/07/30 18:28 ファイル・ウェブ編集部
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エソテリックは、新プリメインアンプ「I-05」を8月25日より発売する。価格は420,000円(税込)。

I-05

I-05の背面部

“生録によるマスターテープの感動を甦らせる”ことを目指す「Master Sound Works = マスターサウンドワークス」構想に基づいて開発されたモデル。昨年発売したプリメインアンプ「I-03」の思想をもとに、よりスリムなシャーシを採用している。

パワーアンプは、最新型MOS-FETを2パラレルプッシュプル構成で搭載。定格出力120W+120W(1kHz,6Ω)、実用最大出力は190W+190W(6Ω時)で、全高調波歪率は0.025%(6Ω時)、周波数特性は5Hz〜70kHz(+1dB/-3dB、6Ω)、S/N比は121dB(JEITA)となる。

プリアンプ部は、同社のプリアンプ「C-03」に投入されたテクノロジーを継承したデュアル・モノプリアンプ。さらに、フルバランス構成とすることでノイズを低減させ、入力端子から一番近いシャーシ後方にマウントされている。

電源部には大容量カスタムEIコアトランスを採用。平滑コンデンサーはチャンネルごとに4本をパラレル接続している。これをパワーアンプ基板上にレイアウトすることで、信号経路を短縮し、電源供給のスピードを高めたとのこと。また、整流時のノイズが少ない高速ショットキーバリアダイオードも採用している。

ボリュームは合計4回路のゲイン可変式ボリュームを一括連動コントロールする「Esoteric-QVCS(Quad Volume Control System)」を採用。また、オーディオ基板からボリューム素子(新日本無線製MUSES)への配線をなくすことでオーディオ信号回路を短縮し、音質劣化を防いでいる。なお、Esoteric-QVCSを一括制御するコントロール基板は、プリアンプボードとは物理的に分離。操作を受け付けた時以外はコントロールマイコンを完全停止することで、低ノイズなオペレーションを実現するという。

PREOUT端子を1系統備え、バイアンプ構成にも対応。また、単体のフルバランス・デュアルモノプリアンプとしての使用も可能となっている。

シャーシは、前述のとおり「I-03」の思想を踏襲した構成となっている。フロント、測板、天板とフロントコーナー部には肉厚アルミ材を採用し、天板からはビスを排除。ボリュームノブと入力セレクターはアルミ削り出し。

内部シャーシは回路ブロックごとに3分割構造とし、相互干渉を抑えつつ剛性を高めている。電源トランスはセンターに配置し、3.2mm厚のスチール製ベースプレートを介してボトムシャーシに固定。底面にはESOTERICオリジナルスチール製インシュレーターを備え、3点支持している。外形寸法は445W×131H×389Dmm(突起部含む)、質量は17kg。

発売記念プレゼントキャンペーンも実施

「I-05」の発売を記念して、期間中に本機を購入したユーザーを対象としたプレゼントキャンペーンも実施される。

期間は8月25日から10月31日。van den Hul 社製のケーブル「VH-102HYB-10W」1m×2本(税込28,300円)がプレゼントされる。

製品に同梱されている「ご愛用者カード」をエソテリックに送って応募。応募締切は11月30日の消印有効となる。


【問い合わせ先】
エソテリック AVお客様相談室
TEL/0570-000-701

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドESOTERIC
  • 型番I-05
  • 発売日2012年8月25日
  • 価格¥420,000(税込)
【SPEC】●定格出力:120W+120W((1kHz/6Ω) ●実用最大出力:190W+190W(1kHz/6Ω) ●全高調波歪率:0.025%(1kHz/6Ω) ●周波数特性:5Hz〜70kHz ●S/N比:121dB ●適合最小インピーダンス:4Ω ●スピーカー出力端子:スクリュータイプ×1 ●入力端子:RCA×3、XLR×1、PHONO×1 ●出力端子:RCA×1/220Ω ●電源:100V AC 50/60Hz ●消費電力:180W ●外形寸法:445W×131H×389Dmm(突起部含む) ●質量:約17kg