電源部への特殊な制震対策などを施す

スペック、「RSA-V1」をバージョンアップさせたプリメイン「RSA-V1 DT」

2012/07/24 ファイル・ウェブ編集部
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スペック(株)は、デジタルプリメインアンプ「RSA-V1」をバージョンアップさせた「RSA-V1 DT」を8月1日より発売する。価格は504,000円(税込)。

RSA-V1DT

型番末尾の「DT」には「DESIGNER TUNED」の意味が込められており、電源部(電源トランス、電源ユニット)に特殊な制振対策を施し、電源部の振動が与える音質への悪影響を最大限排除するなどのチューンナップが施されている。

また、ローパスフィルターのパーツもより徹底的に吟味。より押し出し感の強い低域、自然で滑らかな高域の再生を目指したという。

さらに、シールド内部には最上級機「RSA-F1」でも使用したEMT(電磁波吸収塗料)コーティング処理を実施。電磁波の悪影響を排除した。

PWM(パルス幅変調)方式スイッチングの最新パワーMOS FETを採用するなど、そのほかのスペックは「RSA-V1」と同等。本体底面にはオークヴィレッジ(株)との共同開発による木製のアンダープレートとインシュレーターを装着するなどしている。ライン入力端子はバランス1系統、アンバランス3系統を装備。アンバランス端子部分にはロジウムメッキを採用し、細部のパーツを変更することで高音質ながらもコストパフォーマンスを図っている。

なお、同社ではすでに「RSA-V1」を所有しているユーザーに向けて、「RSA-V1 DT」とほぼ同等の音質にするというチューンナップサービスも期間限定で実施する。実施期間は8月1日から12月29日までで、価格は52,500円(税込)。

メール(info@spec-corp.co.jp)/電話(03-6272-6011)/ファックス(03-6272-6468)での申し込み後、同社へ製品を送ると、「シールドケース内部のEMT(電磁波吸収塗料)コーティング処理」「電源トランス、電源ユニットの制振対策」「ローパスフィルターのパーツ一部変更」という3点のチューンナップを実施。これで「RSA-V1 DT」とほぼ同等の音質へと改善される。

【問い合わせ先】
スペック(株)
TEL/03-6272-6011

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  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドSPEC
  • 型番RSA-V1 DT
  • 発売日2012年8月1日
  • 価格¥504,000(税込)
【SPEC】●最大出力:50W×2(8Ω)、75W×2(6Ω)、100W×2(4Ω) ●周波数特性:10Hz〜30kHz(±1dB 6Ω 1W) ●高調波歪率:0.02%(1KHz、80%負荷) ●入力端子:XLR×1、RCA×3 ●スピーカー端子:1系統 ●外形寸法:440W×120H×414Dmm ●質量:14.5kg