平面磁界・全面駆動方式を採用

ミックスウェーブ、米Audezeの竹製イヤーカップ採用ヘッドホン「LCD2-BAMBOO」

公開日 2012/07/06 15:17 ファイル・ウェブ編集部
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ミックスウェーブ(株)は、同社が取り扱う米Audezeのハイエンドヘッドホンに、竹製イヤーカップを採用した「LCD2-BAMBOO」を7月13日に発売する。


LCD2-BAMBOO
価格はオープンだが、119,000円前後での販売が予想される。

同社のLCD2シリーズは、サウンドだけでなく、カスタムイヤーカップやラムスキン製イヤーパッドの採用による心地よい装着感を実現したハイエンドモデル。本機では、イヤーカップの素材に竹が用いられた。


ハウジングの素材には竹を採用

ラムスキン製イヤーパッド
駆動部には同極を対向させたネオジウムマグネットにより形成する平面磁界の中に、コイルとなるサーキットプリント振動板を設置。理想的なプッシュプル構造とした。ドライバーはダイヤフラムを囲む磁界によりピストンに似た駆動をし、低歪みを実現する。ダイヤフラムにかかる負担も四方に分散し、軽減される効果ももたらされるという。またダイヤフラムの薄さにより、正確で繊細な音響再現特性を得ることが可能になる。ダイヤフラムの大きな表面積を活かし、駆動中にダイヤフラムに発生する熱が拡散される効果も持つ。

一般的な平面磁気スピーカーではマイラーとアルミニウム製のトレースが用いられるが、同社の平面磁気スピーカーでは、両面の実質的改善が可能なよう、独自のダイヤフラムである「LOTUS」を採用している。

この「LOTUS」を、対向する2つの磁石の間に高精度に設置することで、安定した再生を実現。「LOTUS」の製造プロセスでは、ダイヤフラムの最大限の効率と堅牢なドライバーの確保、広い帯域にわたってフラットな周波数を確保する調整が施されている。

Audezeの交換機には、高感度と非常に低歪みな優れた音質を実現するため、非常に強力な磁気構造が組み込まれている。12個の強力なネオジウム磁石は非常に強力な磁場を生成するために各変換機に搭載されている。また非常に低歪みな状態で振動版を前後させることでリニアフォースが生成され、軽量なダイヤフラムが空気を振動させることにより高音質再生を実現する。

アコースティックチューニングにより、ヘッドホンリスニング時のピークポイントを補正。左右のドライバーは誤差±0.5dB以内とし、スピーカーで聴いているような空気感が実現されているという。

周波数帯域は5Hz〜50kHz。インピーダンスは60Ω。感度は91dB/1mW。最大出力は133dB/15W。

キャリングケース

ヘッドホンを収納したところ


ケーブルは着脱式
ケーブルは本体着脱式。入力側は6.3mmステレオ標準プラグを採用している。本体質量は510g(ケーブルなし)。

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  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドAUDEZE
  • 型番LCD2-BAMBOO
  • 発売日2012年7月13日
  • 価格¥119,000(税込)