CDドライブ内蔵により直接リッピングが可能

ノア、独arcusのデジタルアンプ内蔵のHDDオーディオプレーヤー「Music Station」を発売

2010/03/17 ファイル・ウェブ編集部
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(株)ノアは、ドイツのオーディオブランド“arcus(アーカス)”の製品を新規に取り扱う。第一弾商品として本体に320GBのHDDとCDドライブを搭載したアンプ内蔵型ミュージックプレーヤー「Music Station」を3月20日に発売する。価格は税込で420,000円。


Music Station
アーカス社は1973年にスピーカーの製造会社として設立され、現在はオーディオシステム“premium class”、スピーカー“novitas”、オーディオ・メディアシステム“incantare”の各シリーズを商品化している。製造は全てドイツで行われており、それぞれ最新のデジタル技術と洗練されたシンプル&モダンデザインを備えた製品群であるという。

今回発売される「Music Station」はincantareシリーズに位置づけられる新製品となる。本体に320GBのHDDとCDドライブ、並びにデジタルプリメインアンプを内蔵している。CDドライブはCD/CD-R/CD-RWが再生できるほか、HDDに直接リッピングが行える。リッピングは非圧縮のWAV形式(44.1kHz/16bit)のほか、320/192/160/128kbpsのMP3形式が選べる。PCやネットワーク環境を介さずに、CDのアーカイブをデジタルオーディオファイル化することができる点が本機のひとつの特徴だ。CDのリッピング時には本体内蔵メモリーのデータベースと照合して楽曲データが記録される。楽曲データはarcusのホームページからダウンロードできる更新データでアップデートが可能。また、付属のリモコンで楽曲情報を手入力し、登録も行える。

アンプ部には独自開発のDクラス・デジタルアンプを搭載。30W×2(4Ω時)の出力を実現している。周波数帯域は20Hz〜20kHz、ダイナミックレンジは105dB以上、歪み率は0.002%以下、SN比は102dB以上。トーンコントロール機能も装備し、330Hz以下の低域、3,300Hz以上の高域を±9.0dBまで1.5dB段階でコントロールできる。

本体フロント面にはUSB端子を設けており、USBメモリーや外付けタイプのUSB HDD、SSDをつないで録音・再生が行える。背面にはアナログオーディオ入出力を1系統、同軸デジタル出力を2系統のほか、スピーカー出力を1系統備える。

ディスプレイには楽曲やアルバム名が表示できるほか、本体にはタイマー機能付きの時計機能も搭載しており、フロントパネルのディスプレイに時刻が表示できる。

【問い合わせ先】
(株)ノア
TEL/03-5272-4211

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  • ジャンルその他
  • ブランドARCUS
  • 型番Music Station
  • 発売日2010年3月20日
  • 価格¥420,000(税込)
●出力:30W×2(4Ω時) ●周波数帯域:20Hz〜20kHz ●ダイナミックレンジ:105dB以上 ●ダンピングファクター:400以上 ●歪み率:0.002%以下 ●チャンネルセパレーション:89dB以上 ●SN比:102dB以上 ●入力インピーダンス:47kΩ ●入出力:アナログRCA入力×1、アナログRCA出力×1、デジタルRCA出力×2、スピーカー出力×1、USB×1 ●外形寸法:200W×100H×370Dmm ●質量:10kg