見て、聴いて、触れる!

<集中連載:A&Vフェスタ2009>生録イベントに登場するレコーダーを一挙紹介!

2009/02/16 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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この2月21日から23日の3日間開催される、「A&Vフェスタ2009」(入場無料)の注目は、ジャズと民族音楽のライブを無料で聴くことができる「体験!! ライブレコーディング」だ。ライブの試聴と、録音参加は21日、22日の2日間。ただし、3日間を通しイベントの協賛メーカーの展示が行われる。

参加7ブランドの新製品も登場し、たくさんのポータブルデジタル・レコーダーを、見て、聴いて、触れるのはフェスタならではの企画だ。もちろんライブの2日間、貸出機器の余裕さえあれば、それらを使い、ナマロク実体験も可能かも知れない(録音参加は手数料千円必要)。全ブランドの展示試聴コーナーはフェスタ会場の3階。ライブ演奏試聴、生録音会場は5回の小ホールである。

参加ブランドと、ナマロク貸し出しおよび展示モデルの一部をここに紹介しておこう。ローランド/エディロールはポータブルタイプのR-09HRと4チャンネル録音タイプのR44の2機種。前者は、ベストセラー機R-09のハイレゾリューションモデルで、96kHz/24ビット録音が実現できるモデル。後者はプロ使用で2チャンネルの場合、192kHz/24ビット、4チャンネルの場合96kHz/24ビット録音を実現できる。

R-09HR

オリンパスのLS-10。スリムなハンディタイプに大型マイクを装備したPCMレコーダー。SDカード使用で、最高品位96kHz/24ビット録音のスペックを持つ。

コルグからはMR-1000とMR-1。ともにPCM録音が可能なのに加えて、SACDの音の良さの核であるDSD録音が可能なモデルだ。MR-1000は5.6モードまで録音可能なプロ機であり、MR-1はマイクロホン付属のポータブル機で出2.8モード対応。

MR-1000

MR-1

ズームからは次の2機種。H2は前/後、両サイドのステレオ収録が可能な『W-XYステレオマイク』を採用したモデルで、最高品位は 24bit/96kHzのリニアPCM。H4nは 360°サラウンド録音を実現する4チャンネル・モード搭載機である。

ソニーはお馴染みのPCM-D50。マニアライクなフォルムと機能性を誇る。最高品位は96kHz/24ビットでマイクロホンの指向性が可変できる。

PCM-D50も登場

ティアック/タスカムからはプロ用のHD-P2とコンシューマー用のDR-1。ともにPCM録音であるが、前者の最高品位が192 kHz/24ビット、後者が96kHz/24ビットとなっている。さらに発表したばかりの新製品も展示される予定だ。

タスカムの「DR-1」

デジタルレコーダーでは長い歴史を持つサンヨー/ディプリ。今回出展するのはICR-PS1000Mで、超小型でPCM録音を実現するモデル。XY型マイクロホン、マイクロSD採用。

以上が、フェスタ並びに、特別イベントで展示、使用されるモデルである。これだけの、数が揃い、その聴き比べができる機会はそうないだろう。録音機必見のイベントといえよう。

●会場
 演奏会場は、A&Vフェスタ会場内、カンファレンスセンター 5F 小ホール「体験!! ライブレコーディング」特設会場(みなとみらい線「みなとみらい」駅下車 徒歩3分)。展示は3階特設コーナー

●参加方法
 ライブ試聴は入場無料(先着順)。録音参加はチケットぴあにて録音入場券(全席指定1,000円)を購入のこと。参加詳細に関しては下記の主催者のサイト等参照のこと。

●問い合わせ先:(社)日本オーディオ協会 A&Vフェスタ事務局 TEL/03-3546-1206 時間/10:00〜18:00 (土日・祝日・年末年始を除く)

ホームページ:http://www.avfesta.com/avf09/event/recording.html

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