オヤイデ、画期的なスピーカーケーブル「ACROSS 2000」を発売

2006/09/19
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OYAIDEのACROSS 2000スピーカーケーブル
秋葉原のオヤイデ電気(株式会社小柳出電気商会)では、PCOCC導体を進化させた新世代の導体「PCOCC-A」を採用した、オリジナルの電源ケーブルやスピーカーケーブルの新製品を続々と発売し、いずれも好評を得ているが、このほどPCOCC-A導体の採用に加え、全く新しい試みを盛り込んだ画期的なスピーカーケーブルを9月25日より新発売する。

発売するのは、高品質マテリアルと最新のテクノロジーの融合を図った「ACROSS 2000」(¥3,780・税込、1m)。上品なセラミックホワイトの仕上げで、独立パラレル・レイアウト構造のスピーカーケーブルとなっており、そのなかにオヤイデのこだわりのノウハウによる、全く新しい技術がいくつも投入されている。


ACROSS 2000の構造図
その革新的な内容ひとつは、「C.I.S.ストラクチャー」による絶縁体。これはACROSS 2000のために特別開発された十字絶縁構造(Cross insulated stabilizer)。中心導体を面ではなく点でサポートし、振動特性ならびに電気特性の向上を実現している。

そして次に、古河電工が開発した新素材、世界初オーディオ専用ハロゲンフリーシースの採用。高い整振特性と電気的特性の向上により、ロスのない低音域の再生に貢献している。このほかにもこのACROSS 2000には、まだまだ音質にこだわった新しい特徴が盛り込まれている。その詳細は音質レポートとともに、11月21日発売予定の『季刊・オーディオアクセサリー123号』にて詳しくお伝えしたい。

■PCOCC-A導体とは?
「PCOCC‐A」は、古河電工のPCOCC(単一方向性結晶無酸素銅線)の発展形であるμ導体と同じコンセプトと音質的メリットを持ちながら、さらにアップデートを図った新しい導体。μ導体を製造する工程で、より一層高度な加熱・冷却の温度コントロールと精度管理を実施し、さらに導体の鏡面仕上げを行って、綿密に進化させて完成した新世代の導体だ。日本が誇るクラフトマンシップを集結した、世界最高水準の精錬・伸銅・製線技術で作られている。これにより、PCOCCやμ導体の長所を生かしながら、一層の伸びの良い音を実現している。

【問い合わせ先】
(株)小柳出電気商会
秋葉原店
東京都千代田区外神田1-4-13
営業時間10:00〜19:00 日曜定休(祝日は営業)
TEL 03-3253-9351  FAX 03-3253-9353
本社
東京都文京区湯島1-9-6
TEL03-5684-2151 FAX03-5684-2150 

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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  • ブランドOYAIDE
  • 型番ACROSS 2000
  • 発売日2006年9月25日
  • 価格¥3,780(税込、1m)
【SPEC】●導体:PCOCC-A●線径:2.0Sq(7/7/0.023)●構造:C.I.S(Cross insulated stabilizer)構造●絶縁体:高分子ポリオレフィン●チューブ層:ポリエチレン●外装:オーディオ専用ハロゲンフリーシース●外径:9.0×18.0mm●導体抵抗:8.4Ω/km(at20℃)●静電容量:24.7 PF/m●特性インピーダンス:218Ω●荷姿:30mボビン巻き