マグネシウム合金の話題のハイCPスピーカースタンドが新発売!

公開日 2005/11/22 11:40
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

いま話題の素材、マグネシウム合金による画期的なスタンド
これまでは、音質性能が優れているにもかかわらず、価格や加工などの点でなかなか製品化されずにいたマグネシウム素材。ところがこのところ、スピーカーの振動板などに採用されて、その優れた音質性能がいま注目を浴びている。


マグネシウム製支柱断面。最もこだわりの部分、マグネシウム合金製の支柱の断面。音質に効果的な形状になっており、ここに珪素をびっしりと充填して定在波対策が施されている。
その、話題のマグネシウム合金を用いたスピーカースタンドが、さまざまな困難を克服して、神奈川県相模原にあるサウンドミネ(株)の「KRYPTON PROFESSIONAL」ブランドから発売された。
(注→現在ブランド名はKRYNA Proへ変更、社名はKRYNA & PLUTON株式会社へと変更されています。詳細は下記)

その製品名は「MGTシリーズ」。音の優れたマグネシウム合金を採用しているのみならず、スピーカースタンドとしての音の完成度を徹底して突き詰め、十分な音質への練り上げを行いつつスタイリッシュにまとめ上げられているのが最大の特徴となっている。また、さらに嬉しいことに、価格も抑えたいずれも高CPなモデルとなっている。


マグネシウム素材は高価で加工が難しいという問題に対し、マグネシウム供給会社(有)サンシャインとのコラボレーションによって、素材の安定供給が実現して今回の製品化が実現されている。

このスタンドの開発者はオーディオにこだわりを持った大のクラシック通で、B&Wの801を愛用とのこと。支柱の内部には特殊なフィンを刻み、ぎっしりと珪素を充填して定在波対策を施し、板と底板は異種金属の組み合わせで共振を防止している等、音質は従来のスピーカースタンドとは次元の異なる仕上がりを実現している。

天板(写真上)と底板(写真下)は異種金属の組み合わせで、スチールとアルミを貼った二重構造。

トータル的に一番の音の印象は、「非常にバランスがよい音」。突出した帯域がなく、固有の響きもない。耳障りな音がしない一方で、メロウな音にもならない。しっかりと音楽的な表現は微細なところまで伝え、なおかつ、低域の深い部分まで絶妙なバランスで伝えてくる印象が得られた。


底板ネジ部。底板には、調整の可能なソフトスパイクを装備している。
なお、話題の新素材による初の製品ということもあり、11月21日に発売の『季刊・オーディオアクセサリー最新号、No.119』では、この製品の詳細なレポートを掲載している。アナログソースとデジタルソースを準備し、素材の異なる、複数の他社製品を用意したうえで、それらとの比較試聴を敢行! いままでのスタンドと、どこがどう違うのか、徹底検証してその結果が判明! ぜひとも誌面をご覧いただきたい。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●支柱1本タイプ
MGT−50S(\54,600・税込/ペア)
MGT−60S(\55,650・税込/ペア)

●支柱2本タイプ
MGT−50W(\81,900・税込/ペア)
MGT−60W(\82,950・税込/ペア)

●取り扱い:KRYNA&PLUTON(株)
[旧KRYPTON(株)およびサウンドミネ(株)]
〒194-0012 東京都町田市金森1156-1
TEL:042-788-5577 FAX:042-788-5177
Open:平日・土日祝日 12:00 〜 20:00
Close:毎週水曜日、毎月第2火曜日
駐車場完備(8台)

<全国取扱店情報>
詳細は下のサイトをクリックしてご覧下さい
「最新の製品情報」もここから発信中!

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ブランドKRYPTON PROFESSIONAL
  • 型番MGTシリーズ
  • 発売日2005年11月21日
  • 価格別記
【SPEC】
<支柱1本タイプ>
MGT-50S/MGT-60S
●天板サイズ:160×210mm●底板:220×270mm●高さ:MGT-50S→500mm/MGT-60S→600mm

<支柱2本タイプ>
MGT-50W/MGT-60W
●天板サイズ:190×240mm●底板:220×270mm●高さ:MGT-50W→500mm/MGT-60W→600mm