サウンド改善ディスク「SID」の総販売元が完実電気に決定

2003/05/22
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SIDのパッケージ(左)と本体(右)
●ドイツのピーター・ボフィン工房で作られたサウンド改善ディスク「SID」(Sound Improvement Disc)が話題になっている。5月17日発売の『AVレビュー109号』や同21日発売の『オーディオアクセサリー109号』でもご紹介し、音質(CD)、画質(DVD)ともに非常に高い評価を得ることができた。
この度、その高い効果が評価され、総販売元として完実電気(株)が同製品を取り扱うこととなった。

サウンド改善ディスク「SID」とは、ドイツ在住のイギリス人技術者ピーター・ボフィンが開発したCDスタビライザーである。同製品は プレーヤーのエラー補正システムはレーベルが原因で起こる乱反射に影響されているので、必要以上の補正作業を行わなければならないという原理に基づき開発されたものである。

この「SID」は特殊つや消し加工が施された片面をCDのレーベル面と向き合うように重ね、反対面にある緑色が赤色レーザー光を効率良く黒色に変化、中和させ、スタビライザーとしての役割も果たすという仕組みである。
結果として、エラー補正システムからの間違った情報が引き起こす音質の劣化が大幅に減少し、とても滑らかで自然なサウンドになり、DVDに使用すると、ノイズが減少したクリアな映像となるのである。

 なおこの「SID」はトランスポートの方式に応じて「モデル14」と「モデル15」があるので、ご愛用のプレーヤーに合った方式をお選びいただきたい。また、下記のように使用できないプレーヤーもあるのでご注意いただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

【注意点】
【SIDを使用できるプレーヤー】
CDプレーヤー/SACDプレーヤー/DVD-Audioプレーヤー/DVDプレーヤー
【SIDを使用できないプレーヤー】
TEAC(ESOTERIC)製VRDS方式/マガジン方式/パソコン/ポータブル方式/カーオーディオ/その他特殊なトランスポート

●「モデル14」の対象方式
「フィリップス」及び「ソニー」方式のトランスポートを備えたCDプレーヤー用。

●「モデル15」の対象方式
「フィリップス」及び「ソニー」方式以外のトランスポート及びターンテーブル上にCDレーベル側を下にして置くタイプの「パイオニア」トランスポートを備えたCDプレーヤー用。
(モデル15を使用する代表的なブランド及びプレーヤー )
MARIDIAN「506&508」/B&O/C.E.C/THETA 「JADE・MILES・DAVID」
WADIA/KRELL/SPECTRALSDR 1000 L/JADIS JP1/EINSTEIN“The Last Record Player"/REGA/BERENDSEN CD1/CAMBRIDGE D300&D500等
ただし、上記全ての機種に該当しない場合があるために注意すること。


●総輸入元: アコースティックファイル
Eメール:info@acousticphile.com

●総販売元: 完実電気(株)
TEL:03(5821)1321

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