主旨

「ビジュアルグランプリ」は、映像とサウンドを中心としたホームエンターテインメント業界発展のために創設されたものです。この賞の選考結果はユーザー様にとっての製品選びの指針となるとともに、有力販売店様やメーカー様各位から実際の販売現場に大きな影響を持った賞としてのご評価をいただいています。

国産、海外製品を問わず、国内で発売されているデジタルAV関連製品の中で、ホームエンターテインメントを目的に作られた製品を対象に、優れた性能、技術、コンセプトを具現した製品を選出いたします。

「ビジュアルグランプリSUMMER」は、その上半期版として、夏商戦における市場の活性化に向けた起爆剤としての位置づけとして増設するものです。

対象製品
以下のすべての要素を満たすものを選考対象といたします。
  1. メーカーおよび商社各社が日本国内で販売するコンシューマー向けオーディオ&ビジュアル、ホームシアター関連製品。
  2. 「AV REVIEW1月号」(2004年12月17日刊行)〜「AV REVIEW7月号」(2005年6月17日発売)の誌面に掲載されるすべての商品。
  3. 「ビジュアルグランプリ2005」選考会開催日以降に発売された商品で、過去の「Visual Grand-Prix」で選定されていない製品(ただし、「ゴールデン・ロングラン賞」はこの限りにありません)。
エントリー方法
「AV REVIEW1月号」(2004年12月17日刊行)〜「AV REVIEW7月号」(2005年6月17日刊行)の誌面に掲載されたすべての商品が自動的にエントリーされます。エントリー製品はこちらをご覧下さい(毎月更新)
製品ジャンルおよびカテゴリー
ディスプレイ分野
(CRT方式テレビ、プロジェクションテレビ、プラズマテレビ、液晶テレビ)
ホームシアター分野
(フロントプロジェクター、スクリーン、ホームシアターシステム)
デジタルプレーヤー分野
(DVDプレーヤー、ハイビジョンプレーヤー、デジタルオーディオプレーヤー(DAP))
デジタルレコーダー分野
(デジタルハイビジョンビデオ、DVDレコーダー〔HDDおよびVHS一体型を含む〕、ハードディスクレコーダー、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ)
メディア分野
(テープ、ディスク)
サウンド分野
(スピーカーシステム、サブウーファー、マルチチャンネル音声対応機器〔AVアンプ、AVプロセッサー、マルチチャンネルアンプなど〕)
ホームシアターアクセサリー分野
(ケーブル、ボード、収納ラック、スピーカースタンド、放送アンテナなど)
賞の種類
分野別選考後に下記の賞をさらに選考いたします。
ビジュアルグランプリSUMMER 金賞/銀賞/銅賞、入賞
ホームシアター大賞/ホームシアターアクセサリー大賞
ゴールデンロングラン賞
 (過去の受賞機の中でも、2005年夏の時点で現行モデルとして販売されているもので、特に優秀と認められ、市場からの支持も高い製品に授与いたします)
審査員特別賞
審査委員

審査委員長
貝山知弘

早稲田大学卒業後、東宝に入社。13本の劇映画をプロデュース。独立後、フジテレビ/学研製作の『南極物語』(1983)のチーフプロデューサーを務める。映画製作の経験を活かしたビデオの論評は、家庭における映画鑑賞の独自の視点を確立した。


井上千岳

慶應大学法学部・大学院修了。神奈川県葉山町に構える自宅視聴室でのシビアな評論活動を展開、ハイエンドオーディオはもちろん高級オーディオケーブルなどの評価も定評がある。


斎藤宏嗣

武蔵工業大学電気通信科卒。電機メーカーのエンジニアとして製品開発に携わったのち、オーディオ専門誌に執筆を開始。「デジタルオーディオの第一人者」の呼び声が高い。


林正儀

福岡県出身。工学院大学で電子工学を専攻。現在、日本工学院専門学校の講師を務め、音響・ホームシアターの授業を受け持つ。難しい話題をやさしく説明するテクニックには定評がある。


松山凌一

映画製作の世界からスタート。製作者の視点をもってオーディオ・ビジュアル評論を展開する。シネフィルムからデジタルVTRまで、広範な知識をバックボーンに活躍する。


村瀬孝矢

愛知県生まれ。オーディオ誌編集を経て、フリーでAV評論やコンサルティング活動を始める。1991年にAV&Cの普及を目指したAVC社を設立。日本画質学会副会長も務める。


山之内正

東京都立大学理学部卒。出版社勤務を経て、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。クラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器評論にも反映されている。


大橋伸太郎

神奈川県鎌倉市生まれ。1990年AVレビュー編集長。1998年に『ホームシアターファイル』編集長。同誌は2001年に国内唯一の定期刊誌として独立創刊を果たす。


永井光晴(新任)

オーディオアクセサリー誌の編集を経て、現在はAVレビュー誌の編集人。1999年にAVポータルサイト「Phile-web」を立ち上げる。同編集長を兼任。趣味はミュージカル鑑賞。

審査方法
全国有力販売店による投票、および、審査委員合議・投票により、まず各分野の選定商品を決定。その中から三賞(金・銀・銅)と特別賞他を決定します。
審査日
2005年5月30日
発表日
2005年6月17日(金)
「AVレビュー」7月号(6月17日発売)
「ホームシアターファイル」Vol.30(6月20日発売)
「SENKA21」7月号(6月25日発売)
「Phile-web」
※その他、yodobashi.co.jpavac.co.jpなど全国有力販売店のサイトでも結果が公表される予定です。
アニュアルアワードとの関係
「ビジュアルグランプリSUMMER」は、「ビジュアルグランプリ2006」の上半期版としての位置づけです。したがって、本賞で選考された商品はアニュアルアワードとしての「ビジュアルグランプリ2006」においても選考対象商品となります。