製品情報

製品データベース

TOP > デジタルスチルカメラ/関連機器 > レンズ一体型高級コンパクト

DSC-G1

SONY
DSC-G1 (Cyber-shot)

¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)

発売:2007年4月6日
SonyStyleで購入

DLNA対応の“サイバーショット”

【SPEC】●カメラ有効画素数:有効600万画素 ●レンズ:カールツァイス「バリオ・テッサー」光学3倍ズーム ●液晶モニター:3.5型TFT LCD「エクストラファイン液晶」 ●記録媒体:メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ ●内蔵メモリー:約2GB ●消費電力:約1.7W ●外形寸法:93.3W×71.7H×25.3Dmm ●質量:約204g

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

今まで観たこともないようなビッグな画面。そんなモニターを持つ本機は、無線LAN機能など新しい魅力をぎっしり詰め込む革新的モデルとして登場した。

そのモニターには、デジカメとしては世界初となる約92.1万ドットを実現した3.5型「エクストラファイン液晶」を採用。230ppiのキメ細やかさに加えて色数1677万色を達成しており、そのため映し出される画像は驚くほどきめ細かい。通常ならチラツキが出そうな被写体も細部まで鮮明に映し出すし、何よりもサムネイルを1画面に100枚まで表示できるのにはさらに驚かされる。

搭載した無線LAN機能を活かせばさらにユニークな撮影が可能となる。たとえば「コラボショット」。G1を複数用意してこの機能を使うと、他のカメラで撮影した写真も同時に自分のG1に保存することができる。G1どうしで互いの画像を交換できる「ピクチャーギフト」機能も搭載する。また、ホームネットワーク標準規格「DLNA」に対応したことで、無線LAN経由で他の部屋にある対応TVで撮影内容を視聴することもできる。

MP3音楽の保存も可能で、お気に入りの写真に音楽とエフェクトを加えてスライドショーとしても楽しめる。デジカメとしても光学手振れ補正やISO1000の実現により手ブレ発生を最小限に抑え、低ノイズ化も実現している。

高機能モデルだけに操作に慣れるまでは少々戸惑いそうだが、その機能は新しいデジカメの使い方を提案するモノで魅力がたっぷり。先進的なデジカメの使い方にオススメできる一台だ。

(村瀬孝矢/「AVレビュー(2007年5月号)」より転載)