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PR進化のポイントは? 何が、どう便利になった?

使いやすさに驚愕! マランツ/デノン「HEOS」機能の「過去最大級」アップデートを速攻レビュー

公開日 2023/12/26 06:39 編集部:小野佳希
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特に、新設されたホームタブの使い勝手がいい。ストリーミングサービスやインターネットラジオ、入力ソース、自分で作成したプレイリスト、再生履歴などの各種が表示され、お気に入りサービスからのおすすめ楽曲、新着楽曲などの表示も追加された。

従来のUIでは、例えばAmazon Musicにある曲を聴きたい場合、ミュージックタブにある音楽配信サービス一覧からAmazon Musicを選択して起ち上げるというひと手間が必要だったが、新UIなら、ホームタブ内から聴きたい曲へダイレクトにたどり着ける。

以前のバージョン(左)と新バージョン(右)。UIが大きく変わった

ホーム画面をカスタマイズできるのもかなり便利だ。各項目の表示順を自由に並べ替えたり、項目自体の表示/非表示を選べるため、自分がよく使う機能やサービスへの導線が非常にスムーズになってストレスがない。カスタマイズの自由度もかなり高く、ユーザー個々人がそれぞれにとってベストなホーム画面を構築できることだろう。

ホーム画面は自由にカスタマイズ可能。ドラッグ・アンド・ドロップで表示順を入れ替えたり表示/非表示を切り替えたりできる

プレイリスト作成機能も使い勝手も好印象



プレイリスト作成機能も使い勝手がいい。音楽配信サービスの曲と自分の端末内にある曲などをミックスしてプレイリストを作成できるため、プレイリストを作る楽しみの幅がかなり広い。作成手順としては、プレイリストに加えたい曲をどんどんキューに入れたあとにプレイリストとしての名前をつけて保存するだけだ。

ちなみに、音楽配信サービスでは人気ランキングや「80年代洋楽ヒット曲」「ドライブで聴きたい曲」のようなプレイリストを用意している場合が多いが、「この曲も入れたい」「この曲は不要」と思うようなこともあるだろう。そんなときにもHEOSのプレイリスト機能を活用して、配信サービスが用意した既存のプレイリストを自分好みにカスタマイズできる。

まず、配信サービスから該当のプレイリストをHEOSのキューに入れて、不要な楽曲はキューから削除し、追加したい曲はその配信サービスだったり、自分の端末やNASからキューに加えて新たなプレイリスト名をつけて保存すればいい。なおAmazon MusicのプレイリストもHEOSアプリで読み込むことができる。

プレイリストの作成画面

ネット配信でもローカル端末内でも楽曲データの場所を問わず横断してプレイリストを作成できるので、「次はあの曲を聴きたいけどサブスク解禁されていないからいったんサブスクでの再生を止めて、NASにアクセスし直さないと……」などのようなことがない。また、例えばAmazon Musicで配信されている曲とAWAで配信されている曲を混在させるなどといったことも可能だ(※ただしSpotifyはSpotify Connectとの関係で非対応)。

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