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【PR】新構造を取り入れさらなる改良を実施

Campfire Audio「SOLARIS/ANDROMEDA」が“2020ver”として再誕。オリジナルからの進化を体感

公開日 2020/07/28 06:30 佐々木喜洋
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Campfire Audioから、待望の2020年度新イヤホンが国内発売となった。アメリカ西海岸のポートランドに居を構えるCampfire Audioは、2015年の創業以来、高性能なイヤホンを展開している比較的新しいブランドだが、すでに日本でも中堅メーカーとしての地位を築いている。創業者のKen Ball氏は高品質の交換ケーブルで有名な「ALO Audio」でもよく知られている、この業界のベテランだ。

今回発表された新製品は「SOLARIS 2020」「ANDROMEDA 2020」、そして「ARA」だ。本稿ではこのうち、従来製品のアップグレードモデルであるSOLARIS 2020とANDROMEDA 2020の2機種を紹介する。

フラグシップ機&人気のロングセラー機が進化!「SOLARIS 2020」「ANDROMEDA 2020」を聴く

音質だけじゃなく、装着感も向上。新たなフラグシップ機「SOLARIS 2020」

SOLARIS 2020は、Campfire Audioのフラグシップにあたる「SOLARIS」の2020年度改良版だ。ドライバー構成はオリジナルモデルと同じで、高音域にBAドライバー2基、中音域にBAドライバーが1基、低音域に大口径のダイナミックドライバーを1基搭載している。

「SOLARIS 2020」

その最も大きな改良点は、筐体サイズだ。ハイブリッド構成のため大きかった筐体を20%ほどサイズダウンすることに成功し、従来機よりもかなりコンパクトに仕上げられたことで、耳に収まりやすくなり装着感が向上した。

筐体サイズを20%ほどサイズダウン

大柄だったボディサイズが小型化したことで、装着感も向上

これは、今回新規採用された一体成型の内部構造である「ソリッドボディ設計」によって、ドライバーなどの内部容積を効率よく詰めることができたからだ。

「ソリッドボディ設計」とは、今までは複数のパーツから構成されていた、それぞれのドライバーに最適化されたアコースティックチャンバーやアコースティックチューブなどの内部パーツを、3Dプリンターでひとつのパーツとして成型した新しい構造である。

これにより、パーツそのものを少なくすることが可能となり、上述した筐体の小型化だけでなく、イヤホンのチューニングも細かく制御できる。さらに可動部品も少なく済むため耐久性が向上。ドライバーなどの取り付け精度も向上したということだ。

そのほかの変化点としては、従来ゴールドカラーだった筐体を、SOLARIS 2020ではブラック塗装に変更。それに合わせたかのように、シックな半透明のスリーブを採用した純銅銀メッキ導体の新しい「Super Smoky Litz cable」が標準ケーブルとして付属している。ケースもより環境考慮されたコルク製のサスティナブル・コルク・ジッパーケースに変更された。

コルク製のサスティナブル・コルク・ジッパーケースが付属

ネイビー地にゴールドを組み合わせたジッパー部

次ページ躍動感や音の広がり、スケール感を継承しつつサウンドも進化

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