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3BAイヤホン「C/2019 Q4」も

Campfire Audio、500台限定の5BAイヤホン「ANDROMEDA MW10」。セラミック製アコースティックチャンバー初採用

公開日 2019/12/13 17:01 編集部:川田菜月
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ミックスウェーブは、同社が取り扱うCampfire Audioより、人気イヤホンの限定モデル「ANDROMEDA MW10」と、3BAドライバー搭載イヤホン「C/2019 Q4」を12月18日から発売する。各モデル500台限定で、価格はオープンだが、ADROMEDA MW10が185,680円前後、C/2019 Q4が59,070円前後での実売が想定される。

「ANDROMEDA MW10」

「C/2019 Q4」

「ANDROMEDA MW10」と「C/2019 Q4」は、同社がCampfire Audioのファウンダーであるケン・ボール氏のケーブルブランド「ALO audio」を取り扱い始めて10周年となることを記念した限定モデル。

いずれもアルマイト加工されたアルミニウム筐体に、 “空と未来” をイメージしたという「ストラトブルー」カラーを採用。記念モデルとして特別な素材や技術を組み合わせることで、「世の中にまだ存在していない新たな価値の創造と、今後も優れた製品を届けたいという、メーカーの強い信念と意思を示している」としている。

ANDROMEDA MW10は同ブランドの人気イヤホン「ANDROMEDA」をベースとした、5BAドライバー構成(Low×2、Mid×1、High×2)のイヤホン。クロスオーバーを再設計したほか、“今後Campfire Audioの主流となる製造基準” として開発された、3Dプリンターによるセラミック製のアコースティックチャンバーを初採用している。

セラミック製アコースティックチャンバーでは、歪みを低減しクリアなサウンドを実現するとのこと。音導管を使用しないイヤホン設計を可能とする、独自技術「Tuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C)」により、高域の周波数特性の改善も図られており、さらに中高音域を中心にチューニングを変更したことで、従来モデルとは異なるサウンドに仕上げられている。

ハウジング部には24金メッキのスクリューを搭載し、ロゴの刻印部分には角度によって様々な色合いを見せるアバロンシェルを埋め込む形で装飾している。イヤホン側にはベリリウム銅加工を施した MMCX端子を搭載、ALO audio独自の改良による接触不良を起こしにくいとのこと。ノズル部はステンレスティールを用いている。

付属ケーブルにはフラグシップイヤホン「SOLARIS」同様に、通常モデルの付属ケーブルと比較して高純度銀メッキ銅導体の撚線を2倍としたアップグレードケーブル「Super Litz Cable」を採用する。またキャリングケースには、筐体カラーに合わせたブルーのレザーと、ゴールドのジッパーを採用。裏地にはクッション性の高いウールを用いて、筐体をしっかり保護できるとのこと。

「Super Litz Cable」を付属

キャリングケースにはゴールドのジッパーを採用

周波数特性は10Hz - 28kHz、感度は112.8dB SPL/mW、インピーダンスは12.8Ω。イヤーチップにはシリコン、フォーム、E-Typeに加えて、限定イヤーチップが各サイズ用意される。

C/2019 Q4は、Campfire Audioでは初となる3BAドライバー構成(Mid/Low×2、High×1)のイヤホン。これまでのラインナップにはない、フラットなサウンドを特徴としており、長時間のリスニングでも疲れにくく幅広い音楽ジャンルに適するとしている。

3Dプリンターによるアコースティックチャンバーを搭載し、本機にもT.A.E.C技術が採用される。なお、ノズル部、ハウジングに備えるスクリューにはステンレススティールを採用。レザーケースは同じくブルーの本体にシルバージッパーを用いている。

付属ケーブルにはスモーキーグレーカラーのPVCジャケットを用いたアップグレードイヤホンケーブル「Smoky Litz Cable」を同梱。エナメル加工た銀メッキ銅導体を4本用いており、ツイストデザインで編むことでもつれにくく、柔軟で耐久性や耐酸化性にも優れるとのこと。なお耳掛け部分には熱処理で癖をつけることで、ワイヤーレスとして軽量化も図っている。

「Smoky Litz Cable」を採用

キャリングケースにはシルバーのジッパーを採用

周波数特性は10Hz - 20kHz、感度は96dB SPL/mW、インピーダンスは12Ω。本機にもイヤーチップにはシリコン、フォーム、E-Typeに加えて、限定イヤーチップが各サイズ用意される。

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