HOME > レビュー > radiko.jpに対応した「Sonica DAC」で、声優さんの番組がどこまで生々しく聴けるかチェックしてみた

アプリのアップデートでradiko.jpに対応

radiko.jpに対応した「Sonica DAC」で、声優さんの番組がどこまで生々しく聴けるかチェックしてみた

公開日 2017/09/12 10:00 高橋 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■本格オーディオの地力で「ながら聴き」でも耳に入る!

土曜日も「ながら聴き」で乗り切るしかない。「超! A&G+」17時30分の「花澤香菜・内山夕実のクロ香菜さんとシロ夕実さん」から少しの猶予はあるが、以降19時からは「超! A&G+」で「小澤亜李・長縄まりあのおざなり」「早見沙織のふり〜すたいる♪」「フレッシュたかまつ」「内田真礼とおはなししません?」、21時からは文化放送または超! A&G+で「エジソン」「こむちゃっとカウントダウン」、24時からは文化放送で「上坂すみれの♡をつければかわいかろう」という流れだ。

さらにこのうち「おざなり」は簡易動画付きなのでPCのブラウザからChromecastしてテレビでの視聴、また21時から24時までのどこかで「超! A&G+」アプリからradikoへの切り替えが必要など、立ち回りも難しい。「超! A&G+」はアプリ聴取だと1分ほどのレイテンシーがあるので、radikoのバッファタイムとの兼ね合いも考えて切り替えタイミングを計らねばならないし、さらに野球中継延長(心地よいアニメソング)という不確定要素もある。

そのようになかなかに神経を使う曜日であるので、せめて音質だけは心地よいものであってほしい。土曜日のSonica DACはそういった意味からもありがたいアイテムだ。「土曜日のSonica」ってちょっと「星空のSpica」っぽいですよね。

音楽中心の番組ではさすが!とうならせてくれる

日曜は11時から文化放送のアニソンリクエスト番組「阿澄佳奈のキミまち!」がある。こちらは音楽メインなのでSonica DACで組んだシステムの音質が素直に発揮される。前述の大橋彩香さんの番組も音楽中心なのでやはり意義が大きい。

夜はそのあと、文化放送で「水瀬いのり MELODY FLAG」からの「碧と彩奈のラ・プチミレディオ」だ。「プチミレディオ」の「ふつうの言葉だからエッチじゃないもん!」コーナーでは、息遣いなどの再現性がぐっと高まることで「たしかになーにもエッチじゃないなー」と確認しやすくなるがありがたい。声優さんがいかに全力で囁こうとも「クイニーアマン」なんて言葉はぜんぜんエッチじゃない。

あと水瀬いのりさんニューシングル「アイマイモコ」発売中。





というように、Sonica DACを中心にしっかりとしたオーディオシステムでradiko.jpその他でラジオを聴いてみたら期待以上に聴き心地がよかったし聴取の効率化もできそうだった!

もちろん約10万円は安くはないが、週に30時間ラジオを聴くとして導入から3ヶ月の期間で割り算をしたら280円/1時間くらいの勘定になり、この界隈で言うところの「1時間280円で実質無料」の範疇に収まる。

さすがにそれはアレなので「radikoのためにSonica DACを買うべき」とまでは言わないが、そもそもSonica DACは普通にネットワークプレーヤー/USB-DACとして極めて多機能かつハイクオリティなのだ。本来それだけで価格相応以上の価値がある。その上でradiko「も」聴けるようになったのが今回のアップデートだ。これから購入を検討する方には、radiko対応という要素もこのモデルの魅力のひとつとしてリストアップしてほしい。

radikoを聴いても、使い勝手も音質もハイレベルなのは変わらなかった!

また、既にこのモデルをお持ちの方でもしもこれまでラジオというものにあまり興味を持っていなかった方がいたとしたら、radiko対応のこの機会にradikoを聴いてみていただければと思う。あと小松未可子さんニューシングル「Maybe the next waltz」も聴いてみていただければと思う。

ぜひ!小松未可子さんをぜひ!

前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック: