【特別企画】ラディウスならではの音づくり

ソニー以外で初!ラディウスのLDAC対応ワイヤレスイヤホン「HP-BTL01」を聴く

折原一也

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2017年08月09日
今どきのイヤホンのキーワードが「ハイレゾ」と「ワイヤレス」だ。読者の皆さんにとってどちらも馴染みの深い言葉かもしれないが、最高音質を追求する「ハイレゾ」と、スマホを中心に音楽をカジュアルに楽しむ「ワイヤレス」は、本来相容れない存在でもあった。

そんな現状を一気に解決する製品として、ラディウスが発売したのが、Bluetoothのワイヤレスイヤホン「HP-BTL01」だ。最大の特徴は、ワイヤレスでハイレゾ相当の音質を実現する「LDAC」に、ソニー製品以外のイヤホンとして初めて対応したことだ。

ラディウスのワイヤレスイヤホン「HP-BTL01」(想定売価19,880円前後)とソニーの“ウォークマン”NW-WM1A

ワイヤレスとハイレゾを両立。ラディウスがLDACに一番乗り
 
ソニーがLDACを初披露したのは2015年1月のCES(関連記事)と初登場から実に2年半が経過し、主にソニー製のイヤホン・ヘッドホン、そしてウォークマンやXperiaといったスマホにも対応機種が拡大している。

LDACの最大の特徴は、Bluetoothで伝送する情報量を、標準のSBCの328kbpsから最大990kbpsへと約3倍まで拡大し、最大96kHz/24bitのハイレゾ相当のフォーマットで伝送できること。有線イヤホンと比べて音質が劣化すると言われていた「ワイヤレス」のクオリティを根本から引き上げる取り組みだ。

LDACとSBCの比較。実に約3倍の情報量で音声データを伝送する

いわゆる純正のソニー製ワイヤレスイヤホンは既に登場しているが、サードパーティによるLDAC対応イヤホン投入はラディウス「HP-BTL01」が初めて。ハイレゾイヤホンで特に人気のラディウスが、ソニー以外でLDACに一番乗りしたのは、ある意味で納得の行くところだ。

改めてラディウス「HP-BTL01」の基本スペックを紹介すると、Bluetoothのバージョン4.1を採用し、コーデックはSBC/AAC、そしてLDACに対応。連続再生時間は約7時間だ。
 
イヤホンのドライバーは新開発の8.6mmダイナミック型ドライバーで、再生周波数帯域は20Hz-40kHzとハイレゾ準拠。LDACでワイヤレスでもハイレゾ相当の伝送対応と、正真正銘「ハイレゾ」「ワイヤレス」の揃った、オーディオファンも納得のイヤホンなのだ。

イヤホン部には新開発の8.6mmダイナミック型ドライバーを搭載

LDACはワイヤレスイヤホンの実力をどれだけ引き上げたのか? 気になるラディウス「HP-BTL01」をレビューしていこう。

人間工学に基づいたアプローチで機能性抜群

僕がワイヤレスイヤホンを選ぶ時に最初にチェックするのは、まずはワイヤレスイヤホンならではの装着性の良さが発揮されているかどうかだ。

ラディウス「HP-BTL01」は、イヤホンの左右を繋ぐ部分にボリュームを持たせて首元に乗せるネックバンドタイプ。市場全体を見渡しても、徐々に評価を高めている最新スタイルだ。実機に触れると、そんなネックバンド型の中でも、随所に装着感と機能性へのこだわりがあることがわかる。

「HP-BTL01」はネックバンド型のBluetoothイヤホンだ

痒いところに手が届く仕様とデザイン

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