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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第166回】iPhone 7に最適? 普通のイヤホンをBluetooth対応にするケーブルを試す

公開日 2016/09/23 10:14 高橋敦
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■あえてBluetoothという選択肢

名前の通りで、見ての通りなのでおわかりだろう。本来的には同社のカスタムやユニバーサルのイヤモニを、BluetoothでWirelessなIEMに変身させるためのオプションアイテムだ。

しかし同社がリケーブル用に採用している端子は、他社でも広く用いられているMMCX端子。なのでこのワイヤレスリケーブルも、幅広いMMCX対応イヤホンで利用できる見込みが高い。もちろんメーカーがそれを保証するものではないし、後述するように多少の注意点もあるが。

しかし、そもそもの疑問を持った方も多いだろう。

「いやせっかくの高いイヤホンなのに、Bluetooth通しちゃったら伝送時の音質損失でもったいないことになるよね?」

それはその通りだ。しかし考え方によっては、次のような判断もあり得るのではないだろうか。

「iPhoneで音楽を聴くのは手軽さや身軽さを重視するときだから、変換アダプタとかポタアンとかは使いたくない!…だったらもっと思い切って手軽さや身軽さに振って、Bluetoothを試してみるのもありかも?」

それを実際試すのにもってこいのアイテムが登場したので、試してみようというのが今回の主旨だ。では「Westone Bluetoothケーブル」を見ていこう。

同社最新イヤモニ、Westone 「AM Pro30」と組み合わせた全体像

普通のイヤモニと同じように、左右をつなぐケーブルの部分はこのパーツできゅっと締めて調整できる

使い勝手は…。見たままを想像してもらえればだいたいその通りだと思うが、細かなところとしては…。

ケーブルの耳の上にかける部分は形状記憶ワイヤーを入れていないタイプ。左右のユニットが重すぎずほどよいウェイトになることで、柔らかなケーブルが耳に自然にフィットする。ケーブルはマット仕上げで肌触りも悪くない。

強いて言えば、イヤホン本体とリモコンユニットの距離が短いためか、ケーブルを首の後ろに回す本来のガチのイヤモニスタイルでの取り回しだと、リモコンが後ろに行ってしまって少し操作しにくいかもしれない。その場合はケーブルを前に垂らすスタイルも試してみて、しっくりくる方で使えばよいだろう。

こちらのリモコンは右耳側に配置。ボタンも充電端子もすべてこちらに集中しており、左側に操作系はない

充電は一般的なmicroUSB端子にて

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