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【特別企画】導入手順から画質まで徹底解説

「ひかりTV 4K」を編集部員が自宅で試用レポート【前編】導入の手軽さを実感!

公開日 2014/12/18 11:11 編集部:小野佳希
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また、どの作品も「4Kを意識しているな」という作りになっていて、4Kの高精細さが視聴者に伝わりやすい構図や画作りを行っている。4Kの良さを体験するには格好の題材といえるのではないだろうか。

作品を選択してから実際に再生が開始されるまでかかった時間は、記者の環境ではおよそ5〜6秒程度。それほど待たされている感じもなく、むしろ「意外にスムーズに再生が始まる」という印象だ。ただ、再生終了してからメニュー画面に戻る際に十数秒ほどかかり、こちらは少し待たされた感があった(まだスタート間もないことを考えれば十分許容範囲だとは思うが)。

作品の詳細紹介画面。ここから再生開始を選んで実際に画面が表示されるまでは5〜6秒程度かかったがそれほど待たされている印象はうけなかった

そのほか少し注意が必要なこととして、4Kコンテンツは今のところ早送りなどのトリックプレイには基本的には対応していない。このあたりは今後のアップデートに期待したいが、現状でも「30秒送り」と「10秒戻し」ボタンでの早送り/巻き戻しには対応しているし、今回使用したAQUOS UD20では「ファミリンク」ボタンを押すことでシークバーで操作できるようになる。また、一時停止も可能なのでちょっとした離席にも対応できるし、途中で再生をやめてもレジューム再生ができるので実使用上は問題ない。

「続きから視聴」を選べば前回の続きから視聴を再開できる

再生や一時停止などにはテレビリモコンの操作ボタンを利用

加えて、いわゆるブックマークである「マイビデオ」機能もフルHDサービス同様に4Kでも利用可能。マイビデオに作品を登録しておくことで、視聴を途中でやめた作品をあとから簡単に探すことができる。少しでも気になった作品はとりあえず冒頭だけチェックし、全編通してはあとからじっくり視聴するといった使い方に役立つだろう。

気になった作品は「マイビデオ」へ登録しておくことで後からでも探しやすくなる


今回のテストで感じたのは、ひかりTV導入のハードルの低さ、そしてUIの分かりやすさだ。使用したAQUOS UD20ラインが対応チューナー内蔵モデルだったこともあって導入は驚くほど簡単だった。また、4Kコンテンツを見つけやすいだけでなく、2Kコンテンツともシームレスに利用できるUIも好印象。画質はもちろん、使い勝手や導入のしやすさでもオススメしたいサービスだ。

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