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【特別企画】鴻池賢三がテスト

4K AQUOS「UD20ライン」実力検証 − 4K放送もVODも見られる“4Kフル対応”機

公開日 2014/06/18 11:20 鴻池賢三
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サウンドバースタイル採用で高音質化を徹底

4Kテレビで画面が精細化したら、音にもこだわりたいもの。UD20ラインはサウンドクオリティの向上にも力を注いだ。見た目からしてそのこだわりは伝わってくる。何と、スピーカーボックスを独立させたサウンドバースタイルを採用したのだ。

スピーカーボックスを独立させたサウンドバースタイルを採用した

2.1ch構成の3ウェイスピーカーシステムを採用した

音質のベースとなるスピーカーボックスの容量が「UD1」比で約20%も増し、低域の再現能力が増した。低振動で豊かな低域が好評のサブウーファー「DuoBass」も引き続き採用。2.1ch構成の3ウェイスピーカーシステムは、合計8個のドライバーを5つの独立したアンプで駆動するマルチアンプ方式で、最大出力65Wものハイパワーを誇る。

合計8個のドライバーを5つの独立したアンプで駆動

二つのドライバーを水平対向配置するサブウーファー「DuoBass」も搭載した

また音質の要となるミッドレンジスピーカーには、業界初となる「インテリジェントドライブ」音声回路を搭載。ドライバーユニットの性能限界をあらかじめ解析しておき、状況に応じて適切に駆動することで、最大入力レベルでの安定した駆動と大出力を両立するなど、ドライバーユニットの能力を最大限に引き出す。

テレビをもっと便利に使う工夫を満載した

使い勝手の面でも抜かりない。番組情報とネット情報を同一画面上に表示する「ビジュアル モーションガイド」を採用。例えばテレビの視聴を中断することなく、見たい番組や利用したいネットコンテンツを探すことができる。テレビとネットの垣根を取り払い、ストレス無く両方にアクセスできるスマートな機能だ。

本機のリモコン。シンプルで操作しやすい

番組情報とネット情報を同一画面上に表示する「ビジュアル モーションガイド」で見たいコンテンツへスムーズにアクセスできる

また「新・裏番組表」は、視聴中番組を小画面で表示しつつ、他のチャンネルの番組情報を静止画付きで表示でき、直感的に裏番組を把握できる。

視聴を続けながら、裏番組の内容をサムネイルで確認できる「新・裏番組表」も便利だ

「スマートサーチ機能」は、テレビから簡単にキーワードで番組表、外付けHDDに録画した番組、Webサイト、VODサービスなど、メディアを問わず横断的に検索することができ、少ない手順で多くのコンテンツに触れる機会を提供してくれる。さらにWi-Fi機能も内蔵し、DLNAによるホームAVネットワーク機能はもちろん、離れて暮らす家族をサポートする「見守りサービス」など、シャープならではのユニークな機能も特筆に値する。

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