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【特別企画】No.1シェアモデルがモデルチェンジ

充実スペック+手頃な価格! ソニーの最新サウンドバー「HT-CT370」レビュー

公開日 2014/04/14 13:10 折原一也
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HDMI ver2.0に対応。先進的な機能を満載

一昔前まで、リビング設置時の悩みの種だったサブウーファーも、ワイヤレス化によって格段に設置の自由度が高まった。しかも、縦置き・横置きに両対応。サイズも小型で、幅135×高さ361.5×奥行き394mmと、このクラスのモデルのサブウーファーとして抜群の設置性を誇っている。改めてインプレッションで触れることになるが、このサブウーファーの心地良い低音が味わえるからこそ、サウンドバーを導入して良かったと思えるほどの音質が得られる。

サブウーファーは小型で縦置き・横置き両対応。しかもワイヤレスなのでソファーの下などにも置いておける

サブウーファーのサイズを確かめる折原氏

HT-CT370はHDMIの最新規格、バージョン2.0に対応したこともポイントだ。4Kパススルー出力に対応し、入力は3系統を備えている。今後どんどん増えるであろう、4K対応AV機器との組み合わせにも最適だ。

端子部。HDMI端子はバージョン2.0に対応し、4K映像のパススルーに対応。3系統を備える

さらにサラウンドモードを「ClearAudio+」にしておけば、テレビのジャンル情報やコンテンツの種類に応じて、自動的に最適な音に設定してくれる。

そして最新モデルらしく、Bluetooth&NFCに対応。オーディオコーデックはSBCとAACに対応しており、スマホやタブレットなどの音楽ライブラリを手軽に楽しめる。

さらに今年のモデルでは、ソニーの音響製品向けアプリ「SongPal」に対応している。このSongPalを実際に使ってみたが、これは非常に便利だ。XperiaなどのAndroidスマートフォンであれば、アプリを起動した状態でスマホをHT-CT370にかざすと、NFCで互いが通信し、本機専用のメニューが表示される。アプリでは入力切替はもちろん、サウンドフィールドの選択、サブウーファーの音量設定、高域/低域の調整などをスマートフォンのタッチ操作で快適に行える。たとえばサブウーファーボリュームはスライダーで調整できるなど、アプリならではの操作性が追求されており、とにかく使いやすい。設定を細かく追い込むのにも適していると感じる。またSongPalからWalkmanアプリを起動することもできるので、スマホ内の楽曲を少ない手間で再生できるのも嬉しい。

サウンドバーの中央にNFCペアリング部を用意

NFC対応のスマートフォンとかんたんにペアリングができる


「SongPal」の画面。入力切替をワンタッチで行えるのは便利だ

「SongPal」ではサウンドフィールドもワンタッチで切り替え可能

サブウーファーボリュームはスライダーで調整することができる

次ページディフューザーで「包み込まれるようなサラウンド感」

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