【特別企画】aptX/AACなどでの高音質化に加え「Qi(チー)」にも対応

“音にこだわる”マクセルのBluetoothスピーカー「MXSP-WP2000」実力検証レポート

高橋敦

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2014年02月19日

盛り上がるBTスピーカー市場にマクセルから新機種が登場

イヤホンやヘッドホンに続いての盛り上がりを見せつつあるのが、Bluetoothワイヤレススピーカーだ。

音楽を聴く時間のほとんどは外出時のスマートフォン&イヤホン。だからこそ、自宅でくつろいで音楽を聴きたいときにはイヤホンを外して違う気分で楽しみたい。そんなニーズに応える形で以前よりもずっと多くの製品が登場しており、ノウハウの蓄積や技術の進歩によって音質もぐっと底上げされてきている。

そんなBluetoothスピーカー。今回紹介するのはマクセルの新製品「MXSP-WP2000」だ。

MXSP-WP2000

音楽ファンにとってマクセルと言えば、音質と耐久性を兼ね備えた信頼性の高い録音・再生メディアを、長らく提供し続けて来てくれたブランドだ。カセットテープからMD、CD-R。プロの現場にも古くはオープンリールテープや、プロフェッショナル仕様のDATテープを提供していた。音楽との関わりは長く深い。

マクセルはオープンリールの時代からプロユースに対応する製品を開発してきた歴史を持つ

そのマクセルは現在は再生機器も展開している。まさに最初に述べたイヤホンや、iPod/iPhone等に対応したドックスピーカー、そして本題のBluetoothスピーカーだ。それらの製品にも、常に音質にこだわり続けて来たマクセルの伝統が息づいている。

MXSP-WP2000はその伝統の最先端だ。

一見したところスピーカー本体のフォルムはオーソドックスで、際立つ個性は感じられないかと思う。しかしオーソドックスさとはつまり違和感のなさ。誰の部屋にも誰の生活にも自然に溶け込んで心地よい音を提供してくれる。またオーソドックスに見えて実は、音質や使い勝手を高める最新技術が導入されているのもポイントだ。

天面にタッチセンサー式の操作ボタン類などを装備

背面端子部。USB電源出力端子からケーブル経由でDAPなどを充電することも可能

大きさは、ポータブルというほどには小さくはないが、部屋のどこに置いても邪魔にならないコンパクトさ。そしてバッテリーを内蔵していないことに本機のコンセプトが現れている。

駆動にはAC電源を使用。同社では「音質を優先してあえてバッテリーは内蔵させなかった」としている

バッテリー内蔵なら、室内に限っても気軽に移動できる便利さはある。しかし本機は安定した電源による安定した音質を優先。本機はマクセルのラインナップの中でも特に音質重視の位置付けだ。

同社ではバッテリー内蔵で様々なユースケースへの対応力を高めた「MXSP-BT04」(左)や「MXSP-BTW100」(右)などのBluetoothスピーカーもラインナップ。用途によって使い分けられる

また、仮に筐体が同じ大きさであればバッテリー内蔵だとスピーカー容積は減少し、仮に同じ価格であればバッテリー内蔵だとその分のコストのしわ寄せが他にいく。バッテリー非搭載は様々な方向からの音質アップにつながるのだ。

音質面でのポイントは2点

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