HOME > レビュー > 【レビュー】KEF初のヘッドホン「M500」/イヤホン「M200」最速インプレッション

人気スピーカーブランドがヘッドホン参入

【レビュー】KEF初のヘッドホン「M500」/イヤホン「M200」最速インプレッション

公開日 2013/05/02 11:11 レポート/渡辺憲二
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE


KEF初のイヤホン「M200」はカナル型。“セキュアアーム”と呼ばれるイヤーフィンを備えた独特のデザインもさることながら、ドライバーにもオリジナルの技術が採用されている。

■ダイナミック型ドライバーをデュアルで内蔵する「DDD方式」を採用


KEF イヤホン「M200」
最大の特徴は、本体にダイナミック型のドライバー2基を内蔵する「DDD(Dual Dynamic Driver)方式」を採用したこと。低域用の10mmダイナミック・ドライバー、中高域用の5.5mmダイナミック・ドライバーをハウジング内部に、同軸線上に1基ずつレイアウト。タイトな低域と自然でディティール感に優れた中高域の再生を合わせて可能にしたという。当ドライバー方式の開発には、KEFの多くのスピーカーシステムに採用されている2ウェイ同軸ユニット技術「Uni-Q」のノウハウも活かされているはずだ。

“セキュアアーム”と呼ばれるイヤーフィンを採用


M200が採用するDDD構造のドライバー。左側が10mm LFダイナミック・ドライバー、右側が5.5mm MF/HFダイナミックドライバー

イヤホンが常時ユーザーの耳に安定してフィットするよう、独自のフレキシブルアームを採用している。本体の上部から樹脂製のアームが伸び、一般的なイヤーモニターの“ループ掛け”のサポーターのような役割を担う。アームは先端部分が折り曲げられ、ある程度自由に形状が変えられる。取り外しは不可。この“セキュアアーム”のおかげで、歩き回りながら音楽を聴いてもイヤホンが耳にぴったりとフィットし、まるでイヤホンを身に着けていないかのような装着感を実現している。

先端が折り曲げられ、ユーザーの耳にベストフィットするよう調整ができる

イヤホンの先端部

イヤーチップはシリコン製で、S/M/Lの3サイズが同梱されている。イヤホン本体のノズル部分が少し大きめで、独自の胴太な形状をしているため、イヤーチップはおそらく専用のものが必要となるだろう。実際に装着してみるとフィット感は悪くないが、ノズルそのものが太いためか、金属的な固さが内耳に伝わってくるように感じた。ただし、このあたりの装着感は多分に個人差が影響する。今後、ソフトなフォームチップなど、交換用パーツのバリエーションが増えてほしいものだ。

イヤーチップを取り外したところ。先端部の形状はやや太め


■ケーブルはタッチノイズが少なく、リモコンの操作性も快適

ケーブルには3ボタンのiPhone対応マイク付コントローラーが搭載されている。コントローラーはイヤホンケーブルの右側にレイアウト。全体の長さは1.2mで、M500では平型のケーブルだったが、本機は通常の丸型ケーブルとしている。着脱交換は不可。

ケーブルにはマイク付コントローラーを搭載。デザインや使い勝手はM500のものと同じ

ケーブルは固定式

3ボタンコントローラーはボタンが小柄ながら、クリック感もしっかりしており、センターボタンをダブルクリックで「曲送り」、トリプルクリックで「曲戻し」といった操作がスムーズに行える。操作時のレスポンスもとても安定している。なお、これは蛇足かも知れないが、Y型ケーブルのスプリッターのサイズ・形がリモコンによく似ているので、使い始めの頃は、間違えてスプリッターを手にとってしまうことがあった。

リモコンとスプリッター(中央)、端子部

ケーブルの長さは、衣服のポケットやカバンにポータブルプレーヤーを入れて音楽を聴くのにもちょうど良い1.2m。プラグはストレート型で、端子カバーのパーツがやや大きめなことから、iPod touchでゲームを遊ぶとき、少し煩わしく感じられる場面もあった。

専用キャリングケースとフライトアダプターが付属する

プラグ部分にブランドロゴを配置

ケーブルはタッチノイズがほとんど聴こえないほど。“セキュアアーム”の恩恵によるところも大きいのかもしれない。非常に快適な静寂の中で音楽に集中できた。

M200の商品パッケージ


次ページでは「M200」の試聴インプレッションを報告しよう。

次ページ「M200」のサウンドを聴いてみた

前へ 1 2 3 4 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック: