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知っておきたい「iTunes」裏ワザ10連発(後編)

公開日 2012/12/28 16:16 高橋敦
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●裏ワザ9:プレイリストにある曲をライブラリから削除

ライブラリにある曲を選択してDeleteキーを押すと、まずは曲をライブラリから削除するかというダイアログが表示され、続いてその曲のファイルをゴミ箱に移動するかというダイアログが表示される。後者で「ファイルを保持」を選ぶと、ライブラリに表示されない音楽ファイルが「iTunes」フォルダの中には残り続けてしまうので注意が必要だ。ともあれ、曲をライブラリから削除するには曲を選んでDeleteキーを押せば良い。

しかしそれが機能しない場面もある。例えば削除したい曲を効率よくスマートプレイリストを使ってピックアップしてみても、スマートプレイリスト上で曲を選んでDeleteキーを押しても何の反応もしてくれない。普通のプレイリストの場合でも、Deleteキーを押しても曲がプレイリストから消えるだけで、ライブラリからの削除は行えない。

そこでMacならOptionキー、WIndowsならShiftキーを押しながらDeleteキーだ。するとプレイリスト上からでもさきほどの削除ダイアログを呼び出すことができる。プレイリストを使って曲をさくさく削除したいときには便利な小技だ。

削除ダイアログその1。まずはここで「曲を削除」をクリックする


削除ダイアログその2。続いてこちらのダイアログが表示されるので、ここで「ゴミ箱に入れる」を選べば曲のファイル本体もライブラリから削除できる

●裏ワザ10:iPhone用イヤホンはiTunesでも使える

最近のMacは、ヘッドホン端子にiPhone対応リモコン付きイヤホンやヘッドホンをつなぐと、そのリモコンボタンでiTunesを操作できる。

このiPhone付属イヤホンはもちろん、iPhone対応のイヤホンであればどれも動作する

操作方法はiPhoneの場合と同じく、クリックで再生・停止、ダブルクリックで曲送りスキップ、トリプルクリックで曲戻しスキップだ。音量ボタンはiTunesの音量ではなくMac本体の音量のボタンとして機能する。



iTunesの裏ワザということで、前編とあわせて10個をピックアップして紹介してきたが、いかがだっただろうか。iTunesを使いこなせば、さらに便利な音楽生活が待っている。ぜひiTunesのポテンシャルを引き出してみてほしい。

(高橋敦)

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