HOME > ニュース > ジャパンディスプレイ、4K/438ppiの10.1型タブレット用液晶モジュールを開発

低消費電力も実現

ジャパンディスプレイ、4K/438ppiの10.1型タブレット用液晶モジュールを開発

公開日 2014/04/24 15:26 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ジャパンディスプレイは、4K2K(3,840x2,160)解像度の10.1型タブレット用液晶モジュールを開発し、サンプル出荷を開始した。


同社では、昨年に12.1型4K2K液晶モジュール(精細度365ppi)を開発し、「FPDインターナショナル2013」において発表していたが、本製品は438ppiとさらに精細度を高めた。

同社が長年培ってきた低温ポリシリコン(LTPS)技術により、低消費電力、薄型、狭額縁を実現。特に消費電力は、10.1型4K2Kという大容量表示パネルにもかかわらず、アモルファスシリコン技術による10.1型WQXGAフォーマット液晶モジュールと同程度の消費電力を実現しており、バッテリ駆動時間を短くすることなく4K2Kコンテンツを楽しむことができるという。

液晶モードはIPSで、コントラスト比が1,100:1、色再現域(NTSC比)が71%。視野角は上下左右 160度以上 (CR>100:1)で、ディスプレイ表面輝度が400カンデラ。

同社では、本製品の導入により、タブレットにおいても写真、動画コンテンツ、ゲームコンテンツのリアリティ感や没入感のある表示が可能になるといい、モバイル向け4K2Kディスプレイを次世代のフラグシップモデルとして業界に先駆けて製品化していくとしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック