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背面にワークステーションを接続可能

ワコム、4K対応・31.5型の液晶ペンタブレット「Cintiq Pro 32」

公開日 2018/10/30 12:38 編集部:成藤正宣
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ワコムは、4K解像度に対応する液晶ペンタブレット「Cintiq Proシリーズ」より、31.5型の大型モデル「Wacom Cintiq Pro 32 DTH-3220/K0」を11月2日に発売する。直販価格は397,440円(税込)で、本日より予約を開始する。

「Wacom Cintiq Pro 32 DTH-3220/K0」

入力端子としてHDMI 2.0、Display Port、USB Type-Cを内蔵し、いずれも4K HDR信号に対応する4K解像度の液晶ペンタブレット。ACアダプタを含めた最少2本のケーブルで複雑な接続なしに利用できるとしている。

これまでに13型、24型を発売しており、今回の31.5型がシリーズ最大のモデルとなる。ソフトウェアのメニューバーなどを表示してもなお十分な描画領域を確保できる大画面により、VR/ARをはじめとする3Dモデリングや、ゲームキャラクター、背景のデザインなどに最適としている。

最大表示色は10億7,374万色で、色域はAdobe RGBを98%カバー。別売りオプションの「Wacom Color Manager」によるカラーキャリブレーションにも対応し、制作現場で必要な高品質な色表示が可能。最大輝度310cd/m2、コントラスト比は最小で750:1。

入力デバイスは8192レベルの筆圧を検知できる専用ペン「Wacom Pro Pen 2」と、17のキーとタッチホイールを搭載するリモコン「ExpressKey Remote」が付属。別売オプションに、3Dモデルの製作に適した「Wacom Pro Pen 3D」も用意する。スタンドは内蔵のものに加え、角度調整/回転に対応する「Wacom Ergo Stand」、エルゴトロン製アーム「Wacom Flex Arm」がラインナップされる。

また、背面には専用ワークステーション「Wacom Cintiq Pro Engine」とのドッキングスペースを搭載。Wacom Cintiq Pro Engineは、CPUにインテルのCore i5または業務向けモデルXeon E3、グラフィックにNVIDIAの業務用GPU「Quadro P3200」を採用するWindows 10 PCで、液晶タブレットをオールインワンPCとして扱うことができる。

背面に専用ワークステーションを接続し、オールインワンPCとしても利用可能

消費電力は最大129W。外形寸法は854W×506H×53.25Dmm、質量は約13kg。

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