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欧州で販売していたモデルが日本上陸

パナソニック、Android/LTEと1型センサー搭載の“LUMIX”「DMC-CM1」

公開日 2015/01/20 17:23 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニックは、1.0型高感度MOSセンサーやライカDCエルマリートレンズを搭載した“コミュニケーションカメラ”「LUMIX DMC-CM1」を3月12日より限定発売する。価格はオープンだが、12万円前後での実売が予想される。限定台数は2000台。

DMC-CM1

本機は昨年の独フォトキナで発表されて注目を集めたAndroid4.4およびLTE通信機能を備えたSIMフリー端末のデジタルカメラで、欧州では先行して発売されている。大型1.0型高感度MOSセンサーや、新開発の「28mm F2.8 LEICA DC ELMARIT(エルマリート)レンズ」を搭載することで、一眼カメラと同等の高画質と小型・薄型化を両立している。

本機は総画素数2090万画素、有効画素数2010万画素の1.0型高感度MOSセンサーを搭載。また受光面を大きくすることで高感度と幅広いダイナミックレンジも実現したことで、高感度撮影時でもノイズを抑えることが可能となる。レンズはライカのF2.8 LEICA DC ELMARITレンズを搭載し、歪みを抑え、ゴースト、フレアを低減。画角は28mmとなる。

画像エンジンには高速画像処理に対応したヴィーナスエンジンを搭載。明部と暗部のノイズ量を見分けて最適なノイズリダクション効果を施す「マルチプロセスNR」により、ノイズを抑制しながら細部まで忠実に被写体を再現できる。

マニュアル撮影機能を充実させると同時に、絞りやシャッタースピード、クリエイティブコントロール等の設定が可能なコントロールリングを搭載。一眼レンズを操作するような感覚で撮影を楽しめる。

新開発のアプリ「4Kプリ連写」もプリインストール、シャッターを押した瞬間の前後それぞれ1.5秒間を1秒15コマの連写で記録し、45枚の写真から好きな1枚を選んで残すことができる。4K15pの動画撮影にも対応する。

本機はAndroid4.4を搭載し、LTE通信機能も搭載。撮影した写真の表示や編集をプリインストールされたアプリで行える。写真のアップロードや、Google Playから様々なアプリをダウンロードしてインストールすることもできる。なお、本体天面にあるカメラ切換スイッチをスライドすることで、カメラとAndroidが切り換えられる。なお、本機はSIMロックフリー端末となるため、LTE通信を行うためにはSIMカードが別途必要となる。

その他、撮影に適した場所を調べられる新開発の撮影スポット検索アプリ「Photo Search」や、風景写真の撮影場所、条件を共有することが可能なアプリ「Pashadelic」もプリインストールする。

外形寸法は約135.4W×68.0H×21.1Dmm、質量は約204g(メモリーカード、SIMカード含む)。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMC-CM1
  • 発売日2015年3月12日
  • 価格¥OPEN(市場想定価格120,000円前後)
【SPEC】●撮影素子:1.0型 総画素数2090万画素 高感度MOSセンサー ●有効画素数:2010万画素 ●ズーム:最大4倍 ●Bluetoothバージョン:ver.4.0 ●記録媒体:microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード ●液晶モニター:4.7型 約622万ドット TFTモニター ●外形寸法:約135.4W×68H×21.1Dmm ●質量:約204g(SDメモリーカード、SIMカード含む)