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2021年9月に詳細を告知

ヤマハ、AVアンプ3モデルの無償基板交換を予告。「Xbox Series X」などからの4K/120Hz入力不具合に対応

2021/05/24 編集部:成藤 正宣
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ヤマハは、同社のAVアンプ「RX-A2A」「RX-V4A」「RX-V6A」について、一部の次世代型ゲーム機およびグラフィックボードから4K/120Hz信号を入力した際、映像や音声が出力されない問題が明らかになったと発表。上記3モデルに対し、今後無償の基板交換対応を行うことを予告した。

ヤマハのAVアンプ3モデルに、不具合修正のための基板交換が予定される

上記3モデルでは、後日のファームウェアアップデートによりHDMI 2.1の機能である4K/120Hz入力への対応を予定していたが、次世代ゲーム機「Xbox Series X」、およびグラフィックボード「NVIDIA GeForce RTX30シリーズ」から4K/120Hz信号を入力した場合に、映像や音声が出力されないことが判明。この問題を解決するため、基板交換対応を決定したという。

基板交換対応の申込方法等詳細については、2021年9月頃に同社WEBサイト等にて改めて告知される。また、基板交換対応は開始月から24カ月間に渡り無償で実施するとのこと。

なお同社では、Xbox Series X/NVIDIA GeForce RTX30シリーズと接続する場合でも、4K/120Hz信号を使用しないのであれば、必ずしも基板交換を実施する必要はないとしている。例えば、本リリース時点で対応している4K/60Hz HDR信号であれば、多くのゲーム機では通常通り使用できるという。

また、対象のAVアンプはeARC機能に対応しているため、テレビとソース機器を直接接続し、音声信号をeARCでAVアンプに出力するという構成でも、対象モデルで4K/120Hz映像が楽しめると案内している。

加えて、5月13日に発表した「RX-A8A」「RX-A6A」「RX-A4A」の3モデルには、上記の問題は発生しない。今後実施されるファームウェアアップデートを適用するのみでHDMI 2.1規格の映像が楽しめるとのこと。

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