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「プチリリ」対応も

オンキヨー・パイオニア、音楽再生アプリを機能強化。ReplayGainやリアルタイムノーマライザーなど

公開日 2018/04/18 15:14 編集部:風間雄介
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オンキヨー・パイオニアは、同社のスマートフォン向け音楽再生アプリ「Music App」「Onkyo HF Player for Android」をアップデートした。

新バージョンでは、ReplayGain(リプレイゲイン)に対応。foobar2000などで分析・タグ設定した “基準値 ”に自動でボリュームを揃えて再生できる。音源ファイルを加工せず、音質劣化もなく、確実にボリューム差を解消できるが、事前の準備が必要となる。

ReplayGain(リプレイゲイン)のイメージ

またこれも新機能として、Real-time Volume Normalizer(リアルタイム・ボリューム・ノーマライザー)を実装した。

このリアルタイム・ボリューム・ノーマライザーも、音量レベルの差が少なくなるよう、基準値となる音量へリアルタイムに揃えながら再生する機能。事前の準備は不要だ。なお、ボリュームの変化の仕方はWeak(徐々に変化)、Normal、Strong(クイックに変化)から選択できる。

リアルタイム・ボリューム・ノーマライザーの設定方法

なおリプレイゲインとリアルタイム・ボリューム・ノーマライザーは、ともにONKYO HF Playerでは課金版のみの対応となる。

そのほか、Last.fmなどと連動するScrobbles機能、「アルバムアーティストタブ」への対応も果たした。さらに細かな仕様変更として、USB Host Audio Driver/USB-OTG 出力向けバッファーサイズの設定が追加された。40/80/160/320 msecで設定できる。

またOnkyo HF Player for Androidは、バージョン2.8.0もリリース。こちらでは、同期歌詞サービス 「プチリリ」 に対応する。

【 Onkyo/Pioneer Music App v.1.9.0 アプリ】
■アップデート内容
・ReplayGain
・Real-time Volume Normalizer (Dynamic Normalizer)
・Last.fmなどと連動する Scrobbles機能を追加
・「アルバムアーティスト」タブ対応
・USB Host Audio Driver/USB-OTG 出力向けバッファーサイズ設定を追加 (40/80/160/320 msec)

【 Onkyo HF Player for Android v2.4.0 アプリ】
■アップデート内容
・ReplayGain ※課金版
・Real-time Volume Normalizer (Dynamic Normalizer) ※課金版
・Last.fmなどと連動する Scrobbles機能を追加
・「アルバムアーティスト」タブ対応
・USB Host Audio Driver/USB-OTG 出力向け "バッファーサイズ"設定を追加 (40/80/160/320 msec)
・プレイリスト、EQデータのバックアップとリストアに対応

【 Onkyo HF Player for iOS v2.8.0 アプリ】
■アップデート内容
・同期歌詞サービス 「プチリリ」 対応  
 (言語設定:日本語のみ)
・広告表示 ※全言語対応

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