純利益は前年同期比31.3%減

スカパー、Jリーグ放映権喪失などで前年同期比25億円超の減収。'17年1Q決算発表

編集部:小野佳希
2017年08月02日
スカパーJSATホールディングスは、平成30年3月期第1四半期(2017年4月1日〜6月30日)の連結業績を発表。Jリーグ放映権喪失等に伴うサッカー関連収入の減少により、営業収益が前年同期比25億円超の減少となったことなどを明らかにした。

同社公式サイトより

営業収益は、前年同期比6.3%減(25億1,200万円減)の371億9,500万円。累計加入件数の減少や、Jリーグ放映権喪失等に伴うサッカー関連収入の減少によるものだという。最終的な四半期純損益では、前年同期比31.3%減(13億4,200万円減)となる29億4,100万円の利益を計上した。

同社では、「スマートフォンを核とした巨大ネット系企業の進出と、IoTの進展、AIなどの技術の進化により、通信・放送・宇宙分野を含む様々な領域で新たなプレーヤー、新たなサービスが誕生し、既存事業領域での競争がより激化した」と、同社を取り巻く環境を説明。

そのようななか、メディア事業では4月に『BAZOOKA!!! 第11回高校生RAP選手権in仙台』、6月に『YUZU 20th Anniversary DOME TOUR 2017 ゆずイロハ』をそれぞれ放送したり、昨シーズンに続き、プロ野球の公式戦全試合を視聴することができる「スカパー! プロ野球セット」を販売するなどでコンテンツの差別化を図った。

また、「スカパー!オンデマンド」において配信チャンネルを拡大し、衛星放送のチャンネルや番組をリアルタイムでスマートフォン・PC・タブレット等で視聴できる“IPリニア”を推進。当第1四半期連結会計期間末では62チャンネルを配信し、サービスの差別化も図っている。

新規加入件数は前年同期比1,678件減で、再加入件数は前年同期比10,905件増。解約件数は前年同期比6,432件増で、純増減数は前年同四半期比2,795件増。累計加入件数は前年同期末比159,660件減となった。

なお通期の連結業績は5月に公表したものを据え置いている。

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