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最大3台までのスマホなしで同時会話が可能

ソニー、スノースポーツ向けのヘルメット装着型ワイヤレスヘッドセット「NYSNO-10」

公開日 2016/11/02 19:23 編集部:川田菜月
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ソニーは、ヘルメットに装着するだけで会話ができるスノースポーツ専用のヘルメットマウントワイヤレスヘッドセット「NYSNO-10」(ニスノ-10)を2017年1月下旬に3000台限定で発売する。価格は30,000円(税抜)。予約受付は11月18日より開始する予定だ。

「NYSNO-10(ニスノ-10)」

本機は、ヘルメットに装着して耳をふさがずに会話することができるスノースポーツ専用ワイヤレスヘッドセット。販売に関しては(株)ロータスインターナショナルにより行われる。11月下旬より各地で体験会も開催される予定で、詳細はFacebookにて告知するとのこと。

スマートフォンを介さずに、本機同士で会話ができる「グループトーク」機能を搭載。事前にグループ登録することで、最大3台までの同時会話が可能。なお、グループトークが可能な2者間の最長距離は約1kmで、コーチングなどにも役立つとしている。

ヘルメットを直接振動させて音を作りだす音響技術を採用。耳をふさがずに周囲の音や音楽を聴くことができる。3種類の振動モードを切り替えるプリセットイコライザーを搭載し、ヘルメットに合わせた音質を選択できるとしている。

ヘルメットを振動させる音響技術を採用し、最大3人までの仲間との同時会話が可能となる

装着は、付属の接着式マウントを使用する自身のヘルメットに貼り、本体およびマイクを取り付けるかたち。装着可能なヘルメットは、ゴーグルベルトや固定パーツを避けた状態で、ヘルメット後部中央付近の接着式マウントを貼る範囲(直径46mm)に凹凸がないこと、本体設置範囲(縦横52×143mm)に突起物がないことが必要となる。

搭載するBluetoothはVer.4.1、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、対応コーデックはSBCとなる。NFC機能も備えワンタッチペアリングにも対応する。

操作は付属のリストバンド型リモコンで行う。「TALK」ボタンを押せばグループトークが簡単に始められるという。BluetoothはVer.4.1を搭載。

また専用の小型マイクも用意されており、ヘルメット側頭部のベルトに装着可能。グローブをつけたままでもハンズフリー通話が可能で、マイクはウインドスクリーン付きでスキーなどの滑走中でも風の音が入りづらくクリアな通話ができるとしている。

本体およびリストバンド型リモコン、専用マイクの全てにIPX5相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を搭載。雪や突然の雨などにも強い仕様になっている。また、高さ1.2mからの落下テストをクリアした耐衝撃性能や、-10℃までの環境で動作可能な耐低温性能など、スノースポーツの過酷な環境にも対応するとのこと。

電源は充電式リチウムイオン電池を内蔵し、充電時間は約4時間。-10℃までの環境でグループトークや音楽再生の連続再生時間は最大8時間。

再生周波数帯域は300Hz〜18kHz、最大出力は4Wとなる。充電用に約50cmのマイクロUSBケーブルを同梱する。

外形寸法/質量は、本体が約143W×約48.4H×約30.8Dmm/約150g(接着式マウント含む)、リストバンド型リモコンが約52.8W×約44.4H×約15.3Dmm(ベルト除く)/32g(ベルト含む)。マイク部の質量は約7gとなる。

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