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DTS Play-Fi対応で無線ロスレス再生

<CES>McIntosh、アトモス対応AVプロセッサー「MX122」/ワイヤレスアクティブスピーカーも登場

公開日 2016/01/07 18:56 編集部:小澤 麻実
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McIntoshは、2016 International CESに出展。ドルビーアトモス対応AVプロセッサー「MX122」、DTS Play-Fiに対応したストリーミングオーディオプレーヤー「MB50」およびワイヤレスアクティブスピーカー「RS100」の新製品3機種を発表した。

AVプロセッサー「MX122」


MX122
ドルビーアトモス対応の11.2ch AVプロセッサー。今後アップデートでDTS:XとAuro-3Dにも対応する予定だという。各チャンネルごとにDACを1基搭載。9バンドイコライザーも備える。音場調整機能として、Audyssey MultEQ XT32を搭載。

HDMIを入力7系統、出力3系統搭載。HDCP2.2やHDR、4K映像、Rec. 2020にも対応する。4Kアップスケーリング機能も備える。

また、アナログ入力端子としてRCA入力8系統、XLR入力8系統を用意。フォノイコライザー(MM対応)も搭載している。

192kHz/24bit PCMおよびDSD 5.6MHz音源の再生も可能。BluetoothやAirPlayにも対応。Spotify等のストリーミングサービスにも対応する。

本機は2016年1月の出荷を予定している。


ワイヤレスアクティブスピーカー「RS100」


RS100
3/4インチ チタニウムドームトゥイーターと、4インチウーファー、出力60Wのアンプを搭載した2ウェイアクティブスピーカー。

DTSのロスレス無線伝送技術「DTS Play-Fi」を採用しているのが大きな特徴。本機をWi-Fiネットワークに接続すれば、無料のPlay-Fiアプリ(iOS/AndroidおよびWindows用デスクトップアプリ)を使ってワイヤレス・ロスレス再生を楽しめる。


グリルをとったところ

RS100の背面部
1つのネットワークに本機を最大16台まで同期可能。つまり、最大8つの部屋でワイヤレスステレオ再生ができる。再生するスピーカーはPlay-Fiアプリから選択可能。アプリをインストールしたデバイスからは各部屋に別々の音楽をストリーミングすることができるので、たとえばリビングにある本機では父親のスマホから音楽を再生し、子供部屋にある本機では子供のPCから再生する…といった使い方もできる。

また、DeezerやKKBox、SpotifyやTIDAL(こちらは変更の可能性もあり)といったストリーミングサービスの音源を本機で聴くことももちろん可能だ。

通常のアクティブスピーカーとしても使うことができる。サブウーファー出力も用意している。加えて、USB経由でのファームウェアアップデートにも対応する。

本機は2016年3月の出荷を予定している。


ストリーミングオーディオプレーヤー「MB50」


MB50
こちらも「DTS Play-Fi」を採用し、ワイヤレス・ロスレス再生を楽しめるオーディオプレーヤー。無料のPlay-Fiアプリをインストールしたデバイス経由で音楽再生ができるほか、ストリーミングサービスの再生にも対応している。

本機に他のオーディオ機器を接続し、そのシステムに音楽をワイヤレス配信することも可能。各システムに同時に違う音楽を配信して再生することもできる。

バランス端子およびアンバランス端子を搭載し、プリアンプ等との接続も可能。また入力端子としてアナログ端子1系統と光/同軸デジタル入力1系統ずつを用意。CDプレーヤーなどを接続することも可能だ。デジタル入出力は192kHz/24bitまでに対応する。

本機は2016年3月の出荷を予定している。

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