リコーはTHETAを強力プッシュ

<CES>キヤノン、同社初の4K LCOSプロジェクター。8Kカメラもアピール

編集部:風間雄介
2016年01月07日
キヤノンは、デジカメやビデオカメラ中心の展示ながら、ブースの一角に「8K」と大書された特別視聴ルームを設け、賑わいを見せていた。

ブースの一部に大型の「8K」ルームを設けた

視聴ルームを取り囲む壁には「8K RIDE EXPERIENCE」と書かれている。同社の8K対応カメラで撮った映像を、3面のスクリーンに投写。画面は前方から後方に流れていき、文字通り8K映像で描かれた世界を実際に「ライド」しているような感覚が味わえる。

画面が大きすぎてフレームに入りきらないが、これが「8K RIDE EXPERIENCE」の画面

8Kカメラは、8Kスーパー35mmセンサー(8,192×4,320、1.89:1)を搭載。最高で8K/60fpsの映像が撮影できる。レンズはEFマウントで、シネマロック機構も搭載。外部ボックスへの8K RAW出力も備えている。ディスプレイは10.1インチの4K液晶。

8Kカメラの概要

4Kプロジェクターも紹介。ブースには置かれていなかったが、昨年末に欧州や北米で発表したモデルで、北米でのモデル名は“REALiS”「4K500ST」。キヤノンとして初の4Kプロジェクターで、AISYSで補強したLCOS技術を採用している。解像度は4,096×2,400、輝度は5,000ルーメン。価格は55,000ドル。

“REALiS”「4K500ST」

「4K500ST」の概要

レンズはキヤノンレンズで、4K映像を短焦点で投写出来る。複数の画面を継ぎ目無く投写するためのエッジブレンド技術も内蔵している。

リコーはTHETAを大々的にフィーチャー

リコーは全天球カメラ「THETA」を大々的にアピールしていた。ブースの周囲では、モノリスのように屹立する大きなTHETAがお出迎え。ブース中央にはテントが用意され、中に入るとTHETAで撮影した全天球写真が、文字通り全天球に投映されている。

リコーブースの様子。注意深く見ると巨大なTHETAが見える

THETA S

フォロワーが次々に登場している全天球カメラの先駆け的な存在であるTHETA。発売からしばらく時間が経っているが、まだまだその機能や魅力をしらない来場者は多い様子。

ドローンにTHETA Sをぶら下げて撮影も可能とアピール

初体験の来場者たちは、THETAで撮影した写真をタブレット上で動かして歓声を上げたり、GEAR VRで視点を動かしながら楽しんだり、THETAならではの魅力を体感していた。

リコー初のホームシアター用プロジェクターも展示。トップカバーを好みのデザインに付け替えられる

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