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スマホ向け通常4K配信は11月20日より

ひかりTV、4K HDR配信/4K IP放送/スマホ向け4K HDR配信を11月30日から順次開始

公開日 2015/11/17 13:04 編集部:小野佳希
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テレビ東京との取り組みでは、ドラマ「孤独のグルメ season5」を地上波での放送直後からの4K先行独占配信をVODで開始していることや、2016年春に劇場公開予定の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」を2016年夏に4K先行独占提供することなどを紹介。

「SICKS」は本放送よりも6日早いタイミングで4K配信を行っている

また、関西テレビとも4K共同プロジェクトに取り組んでおり、「稲川淳二の怪談グランプリ2015 〜4Kカメラで怖さ4倍〜」をVODで提供中。2016年1月からは、尾上松也や木下隆行(TKO)、谷村美月や足立梨花らが出演するドラマ「大阪環状線 〜一駅ごとの愛物語〜」の4K VOD配信も行う。さらに、全国各地の地方局とも協力し、「にっぽん4K巡り」を提供する。

東京キー局だけでなく準キー局との取り組みも行う

もちろん映画でも4Kコンテンツを拡充。「映画 みんな!エスパーだよ!」や「探検隊の栄光」をを2016年春に4K VODと4K IP放送で提供予定(※「探検隊の栄光」はVOD配信終了後にIP放送配信を予定)していることに加え、オダギリジョーら出演の「オーバー・フェンス」、宮沢りえ主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」といった2016年公開予定作品の4K配信も決定しているという。

2016年公開の映画も4Kで配信予定

さらに、オリジナル番組「4K Fes. 超進化系映像ショー」も制作し12月下旬から放送。小峠英二(バイきんぐ)、小島瑠璃子ら、その名にKを関する“K能人”によるバラエティ番組だとのことで、同社が展開しているオンラインコミュニティ「部活DO!」(関連ニュース)と連携していくという。

オリジナル4K番組の拡充も

そのほか愛媛ケーブルテレビにUIをカスタマイズした「ひかりTV with 愛媛CATV」を提供することなども紹介

■質疑応答

以下、質疑応答の模様をお届けする。

Q.「モデルプレスTV」について、スタジオから生放送とのことだが、すべて生放送なのか。

A.最初の段階ではすべて生放送というのは難しいだろう。収録番組も放送するし、3時間、4時間行った生放送ををループで繰り返していく形になるかと思う。できるだけ早い時期に長く生放送できるようにしていきたい。

Q.4Kコンテンツはスカパーも提供しているほか、来年からはBSでの試験放送も始まる。他社とのコンテンツの相乗り的な考えはあるのか。

A.独自コンテンツが重要だとは思っているが、4Kコンテンツがまだまだ少ない中で、お互いに条件さえあえばコンテンツを提供しあうというのはあり得ると思っている。

Q.来年のBSの試験放送をひかりTVでも見られるようにするような仕組みはあるのか。

A.現在でも我々はNHKやWOWOWなどの再配信をやっている。技術的な検討や条件面も含めて、提供できるかを検討したい。4K放送を再配信する場合にはリアルタイムのエンコーダーが必要になるので、そういった面も含めて検討していきたい。

Q.地上波の見逃し配信について、4Kでの提供予定はどうなるのか。例えば4Kに適したものを選んでいく方向なのか、それともなるべく多くの作品を4Kで見逃し配信することを狙うのか。

A.地上波での番組は極力、我々のVODで配信させてもらいたいと思っていて、交渉は引き続き行っている。一方で、テレビ局が自分たちで見逃し配信もしている。お客様にとってなるべく見やすい形でお互いコラボしながらやっていける構造を作れるといいのかと思う。

Q.ひかりTVのスタジオから生放送を行うということだが、このスタジオとはどんなものなのか。

A.小さなスタジオを昔から持っている。前身である4thメディアを起ち上げからしばらくして、映像制作を自分でもやっていきたいということで、小さなスタジオを作った。当時はセリアAの中継をやっていたりして、そのスタジオで解説、実況を行い、VODでも見られるようにしたりしていた。今回、モデルプレスTVではそのスタジオを利用する。

Q.4K機材をクリエーターに貸し出して4K作品を募る「クリエーターズチャレンジ」は来年以降も継続していくのか。

A.今回受賞した方々にはわずかではあるが奨励金を出す。また、大賞と優秀賞だけでなく選考に残った9作品をVOD配信する。今回はHAL東京・大阪・名古屋との取り組みだったが、幸いにプロの審査員から出来もかなりいいと言ってもらえた。来年以降も継続してやっていきたい。

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