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渡辺謙さんと堀北真希さんも登場

ドコモの山田社長が新機種とクラウドサービスの魅力を語る − iPhone導入への質問などにも回答

公開日 2012/05/16 21:03 ファイル・ウェブ編集部
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以下、質疑応答の模様をお届けする。

Q.今回の夏モデルにiモードがないのは市場性がないという判断なのか、それとも、夏商戦は既存モデルを継続するという判断なのか。

A.当然スマホへのシフトということもあるが、前回のモデルで1年くらい対応していきたいということだ。市場性がなくなったという判断ではない。

Q.アニメストアについて、NOTTV事業との連携性はどう考えているのか。

A.お互いの相乗効果を期待している。例えば一方の番組内でもう一方の番組を紹介するなど、色々なことをやっていきたい。

Q.シニア層の獲得をどう考えていくのか。らくらくスマートフォンは拡充していくのか。

A.シニア層もスマホへ興味を持っている。ドコモショップを見てみると、シニア層の方もまずスマホコーナーにいく。しかし使い勝手の難しさや料金の高さで普通のらくらくホンにいく。そういう方に使ってもらいたいと思い今回のらくらくスマートフォンを発売する。ぜひシニア層を拡大していきたい。端末としてはらくらくホンシリーズ自体も続けていくが他の端末にもシニア層が使いやすい機能を入れていきたい。

Q.らくらくスマートフォン向けパケット定額について、500MBをしきい値にした背景を教えて欲しい。

A.当然ながら料金との関係もあるが、通常のスマホに移ったお客様の平均を見てみるとだいたい200MBくらいという数値だ。500MBくらいあればほとんどのお客様がそのなかに入るのではないかと考えた。

Q.アニメストアなどのサービス料金による収益はどれくらいなのか?また、今後どの程度まで広げていきたいと考えているのか?

A.dメニューは、取り扱い手数料という形で、dマーケットは直販店なのでいったん全部収入に入ってくる。こちらは100億円を超える収入になっている。ビデオストアは現在100万会員、今では120万から130万会員くらいになっている。1ヶ月500円、1年で6000円、これが100万人であれば60億円の収入というわけだ。こういう部分の収入は今後がんばって取り組んでいきたい。

Q.料金施策について聞きたい。らくらくスマートフォン向けに新しいメニューを出したが、まだまだスマホは全般的に高いイメージがある。今後、このような安い料金体系を出していく予定はないのか。

A.料金は当然ながら他社との競争ということになる。Xiについては7GBまで一定料金で、そこから高くなるという体系。3GBで区切って基本料が安いメニューを検討しているのも事実。これからはパケットをたくさん使う方、そうではないけどスマホを使いたいという方がでてくる。その中間のところも検討していきたい。

Q.ドコモクラウドのなかには、通信事業者が必ずしもやる必要がないものもあるように感じる。ドコモが提供する意義はどこにあるのか。

A.我々はクラウドの中で、ネットワーククラウドというのを提唱した。代表的な例が通訳電話と通訳メールだ。かたやフォトコレクションなどはほかにあってもいいと思うし、実際に他の事業者も手がけている。我々もやらせてもらい、ドコモのお客様は何かあればドコモのなかで全部揃うという状況にできればと考えている。

Q.spモードが厳しいなど、Xiの快適さが劣化しているイメージがある。、一時期よりスローダウンするエリアがあったり、バッテリーの持ちが低下した地域もある。Xi端末を拡充するなかで、こうしたことに対してどう対応していくのか?

A.Xi拡充のためにはエリアを早く作っていかないといけない。また、混み具合をできるだけ少なくすることも必要だ。2012年度は1700億くらいを対策に使う予定で、これまでの累計では3000億円くらいを投資していることになる。投資は第一義的にXiを考え、エリア、品質の改善をやっていきたい。

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