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エポックメイキングな製品も登場

松下社長が語る50年の歴史秘話/BoAさんが新曲初披露 − オーディオテクニカ発表会詳報

2011/10/13 ファイル・ウェブ編集部
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■中込直樹マネージャーが語るオーディオテクニカの製品コンセプト


(株)オーディオテクニカ 中込直樹マネージャー
続いて同社広報宣伝課・中込直樹マネージャーが、今回発表したものを始めとした2011年新製品についてのコンセプトについてプレゼンテーション。発表会の司会を務めたサッシャさんとともに、オーディオテクニカ50年の歴史から生まれたユニークな製品たちも紹介された。

「レコード、カセットテープ、CD、MDとメディアが変遷していくのにつれて、ユーザーのニーズも変化・多様化している」と語る中込氏。こういった変化に対応するため、例えばヘッドホンでは女性向けのシリーズとして、ラビットファーを使った「ATH-FW44」などの製品をリリース。「ヘッドホンというと男性のものというイメージがあると思うが、こういった製品はデザイン性が高く女性のニーズに焦点を当てたモデルだ。そのほかにもスポーツをする人のための“PLAYERS LINE”、装着性を高めた“EARSUIT”、低音再生力を強化した“SOLID BASS”など、様々なシリーズを展開し、ニーズに応えている」と続ける。

ラビットファーを使った「ATH-FW44」など女性向け製品も積極的に展開

多様化するニーズに応えるヘッドホンシリーズを多数用意しちえる

「新シリーズを開発しマーケットのニーズに応えることはもちろん、品質・技術の向上も大切なことだと考えている。日本には、技術にこだわるという文化が根付いていると思う。こういった文化継承を体現しているのが、漆を使った『ATH-W3000ANV』などの製品だ。我々も可能性を追究する姿勢を持ち、ロングセラーとなれる製品を送り出していけるよう、研鑽を積んでいきたい」と決意を語る中込氏。

「アナログカートリッジについては、市場としては大きくないが、楽しみに待ってくださるユーザーの方々の期待に応えられるよう、良い製品を投入していきたいと考えている。これまでも新しい製品を多数発売してきたが、こういったものも5年10年経つと磨きがかかり、“オンリーワン”の製品になる。こういった点を皆様に評価していただけていることで、オーディオテクニカはこれまで事業を続けて来られたと自負している。変わりゆくニーズを受け入れていくことで、オーディオテクニカはこれからも進化を続けてゆく」と締めくくった。

■サウンドバーガー、バキューム式レコードスタビライザー − 50年の歴史が生んだユニークなプロダクトたち

続いて、お楽しみ企画として、オーディオテクニカがこれまでリリースしてきたユニークかつエポックメイキングな製品たちも紹介された。

こちらはCDショップなどでお馴染みの“Uシリーズ”。社員が理容店で髪を切っているときにこのスタイルをひらめいたとのこと

ポンプで空気を抜いてレコードを吸着するディスクスタビライザー「AT666」


携帯できるレコードプレーヤー「SOUND BURGER」


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