デジタルサイネージなどでの使用を想定

【CEATEC】ヤマハは超薄型スピーカー「TLF-SP」利用の“音の出るポスター” − 初音ミクらがお出迎え

ファイル・ウェブ編集部
2010年10月06日
10月5日より開幕したCEATEC JAPAN 2010。ヤマハ(株)のブースでは、純粋なオーディオ用途ではないものの、超薄型のスピーカー「TLF-SP」を利用した製品が参考出展されている。

「TLF-SP」を利用した“音の出るポスター”を参考展示

「TLF-SP(Thin-Light-Flexible Speaker)」は、同社が早稲田大学の山崎芳男教授の基本アイディアを元に独自に開発した1.5mm厚の薄型・軽量(A0サイズで約400g)の静電スピーカー。全体が柔構造で形状も自由にでき、巻いて運べるほか、全体を包むケーシング材(布など)に自由に印刷が可能。

横から見たところ

「TLF-SP」の技術解説パネル

会場では同スピーカーと、デジタル情報を音響信号に変調して伝送する独自音響データ通信技術「INFOSOUND」を組み合わせた「サウンドサイネージ」のモデルケースとして製品を展示。「初音ミク」や「がくっぽいど」などのボーカロイドが音声を発する“音の出るポスター”を見ることができる。

初音ミクがしゃべる製品

同社の電動自動車「PASS」の体験試乗スペースへの案内用にほかのボーカロイドたちの姿も

なお、これまでの静電スピーカーは駆動電圧を非常に高くする必要があったが、「TLF-SP」は低い電圧でも駆動可能で、専用の小型アンプがあればどんな場所でも設置ができることが利点だという。

さらに、「TLF-SP」は平面状で使うと、近くで聞いてもうるさくなく、遠くで聞いても明瞭に聞こえる音響特性(遠達性)を持っている。そして指向性が鋭く、複数のスピーカー間の干渉が小さい音響特性(分離性)に加えて、ハウリングしにくいなどの音響特性を有している。これらにより、広い用途での使用ができるとしている。

ブースにはコスプレしたコンパニオンも登場

コンパニオンの全身はこんな感じだった

関連記事