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「ユーザビリティの向上」を追求した13機種

KDDI、モバイルレグザエンジン2.0搭載の高画質機、4倍速表示対応機など2010年夏モデルを発表

公開日 2010/05/17 20:00 ファイル・ウェブ編集部
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「これからのauは徹底的にユーザビリティにこだわっていく」

本日開催された新製品発表会で登壇したKDDI 取締役執行役員常務 田中孝司氏は「これからのauは徹底的にユーザビリティにこだわっていく」とし、ユーザー目線での使いやすさ、利便性を追求し製品やサービスを提供する姿勢を強調する。


取締役執行役員常務 田中孝司氏
「お客様のユーザビリティ向上には、エリア品質、通話品質にもこだわる必要がある。そのため、“みんなでつくろう!auエリア”で受けたお客様の声への対応をさらに強化し、全国に約2,350箇所あるゴルフ場、約900箇所あるサービスエリア・パーキングエリア、約940箇所ある道の駅に対し、来年7月までに全エリアの対策を行うことを約束する」と宣言。またショッピングモールや百貨店などの大規模商業施設についてもユーザーの声を検証しながら全フロアでの対応を目指していくという。

さらに通話品質については、ユーザーからの自宅における電話改善の要望に対し原則48時間以内に訪問調査の連絡をすること、現在展開しているauレピータなどに加えて自宅用基地局「auフェムトセル」を無償で提供することを発表した。

同社コンシューマ事業部 サービス・プロダクト企画本部長 増田和彦氏は、「近年スマートフォン市場が立ち上がりつつあるが、一方で従来の携帯電話も以前として大きな市場がある。auはどちらにも対応していく」と話し、「従来型の携帯電話でのユーザビリティの向上も重要な課題」と位置づける。


コンシューマ事業部 サービス・プロダクト企画本部長 増田和彦氏
ユーザビリティの向上を実現するため、具体的には新製品の端末はプラットフォームの進化、基本性能の強化を行った。今回KCP+を進化させた携帯電話用プラットフォーム「KCP 3.0」を新開発し、高性能モデル「REGZA Phone T004」「BRAVIA Phone S004」の2機種に搭載されている。


新プラットフォーム「KCP 3.0」

動作速度が大幅に上昇
KCP 3.0は「新CPU snapdragonにKCP+の資産を完全移植し、LTE時代までのプラットフォームとして今後継続的に進化させていく。MC rev.Aによる高速化などへの対応を予定している」という。処理能力が従来の約2.3倍となり、よりストレスを感じず快適な操作ができるようになっている。今後搭載機種は拡大していく見込み。

またユーザーが携帯電話に求めることをアンケート調査した結果、「ボタンの押しやすさ」「操作のわかりやすさ」などの項目が年々高まっていることや、メールや通話と同様に、カメラ、ワンセグ、防水機能への対応の要望が高いことから、基本機能の強化とともに要望の高い機能を網羅したモデルのラインナップを用意したことを説明した。

携帯電話に求めることについてアンケート調査を実施



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