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「ユーザビリティの向上」を追求した13機種

KDDI、モバイルレグザエンジン2.0搭載の高画質機、4倍速表示対応機など2010年夏モデルを発表

公開日 2010/05/17 20:00 ファイル・ウェブ編集部
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KDDI、沖縄セルラーは、2010年夏モデルのau携帯電話を発表した。夏モデルのラインナップは今回発表した10機種に、発表済みのスマートフォン“IS series”2機種、デジタルフォトフレーム1機種を加えた全13機種となる。5月下旬より順次発売する。


「ユーザビリティの向上」を図るため、新ラインナップは基本性能を強化したモデルが並ぶ。今回発表されたモデル10機種は全て防水に対応するほか、文字入力のしやすさを追求したモデルが登場。また最新プラットフォーム「KCP 3.0」を搭載した高機能モデル「REGZA Phone T004」「BRAVIA Phone S004」もラインナップする。

以下、代表的なモデルを紹介する。

REGZA Phone T004(東芝製)


REGZA Phone T004

1GHzの新CPUを搭載しており、サクサクとした操作感を得られる
au初登場となるREGZA Phone。新バージョンの「モバイルレグザエンジン2.0」を搭載し、周囲の明るさに応じて画像の色表現を最適化する「オート画質調整」、歪みを低減する「ノイズリダクション」機能に対応した高画質訴求モデルとなる。

ソニー製BDレコーダーなど対応機器から持ち出した録画コンテンツを再生できる「お出かけ転送」に対応するほか、東芝製PC「dynabook」、「Qosmio」対応機器で録画したフルセグのコンテンツをmicroSDカードに保存して携帯電話で再生できる「地デジ持ち出し」も可能。東芝製テレビやレコーダーからの持ち出しには対応していない。


約3.2インチのフルワイドVGA TFT液晶ディスプレイを搭載

写真データの閲覧。フォトフレームモードも備えている
プラットフォーム「KCP 3.0」を使用したモデルで1GHzの新CPUを搭載。スピーディーな操作感や快適な映像視聴も製品の特徴となる。12.2メガのカメラを搭載し、ディスプレイは約3.2インチのフルワイドVGA TFT液晶を採用する。タッチパネルには対応していない。後述するmicroSD形式の「au Wi-Fi WINカード」を別途購入すれば、Wi-Fiにも対応するようになる。

BRAVIA Phone S004(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)


BRAVIA Phone S004
「モーションフロー Lite 60コマ」を搭載し、15Hzのワンセグ映像を4倍速の60Hzで視聴できるデュアルオープンタイプのモデル。モーションフローはワンセグのライブ放送、本機で録画したワンセグ放送でのみ使用できる。


モーションフロー Lite 60コマを搭載

ワンセグ視聴時にモーションフローのオンオフを設定できる
REGZA Phoneと同様1GHzの新CPUを搭載し、スピーディーな操作性を実現する。ディプレイは約3.2インチのフルワイドVGA TFT液晶を搭載。カメラはオートフォーカス、手ぶれ補正にも対応した8メガカメラを搭載する。本機もmicroSD形式の「au Wi-Fi WINカード」の別途購入で、Wi-Fiに対応するようになる。

beskey(日立コンシューマエレクトロニクス製)


beskey
携帯電話のキーの打ち方を調べたところ、一文字一文字指を離して入力する「決め打ち」、親指も使って両手で入力する「両手打ち」、指を離さずに滑らせて入力する「流し打ち」のほぼ3つのタイプに集約されることがわかったという。この結果に基づいて、「ベストなキー」からbeskeyと名付けられた本機には3つのセレクトキーパットを同梱。自分の入力方法にあわせて装着することができる。


携帯電話のキーの打ち方についての調査結果

3つのセレクトキーパットを同梱


キーパットは自分で脱着可能
約3.2インチのフルワイドVGA IPS液晶ディスプレイ、有効画素数約808万画素のカメラを搭載する。

EXILIMケータイ CA005(カシオ計算機製)


EXILIMケータイ CA005
有効画素数約1,295万画素の13メガカメラを搭載。写真プリント画質の3メガサイズで撮影できる高速連写、劣化の少ない3倍ズームで撮影できる超解像デジタルズームのほか、「オートベストショット」「スマイル検出オートシャッター」「美撮り」など高性能カメラ機能を搭載する。

約3.2インチ フルワイドVGA IPS液晶ディスプレイを搭載。EXILIMケータイで初めて防水に対応したモデルとなる。

Cyber-shotケータイ S003(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)


Cyber-shotケータイ S003

スライド式を採用
12.1メガCCDカメラを搭載したスライド式モデル。従来比で約48倍の明るさを実現するPLASMAフラッシュを初搭載し、暗い部屋でも明るい写真撮影が可能になった。そのほか「顔キメ&個人検出」機能、美顔やミニチュアなど5つの効果を選択できる「マジカルショット」、「スマイルシャッター」などのカメラ機能を搭載する。約3.2インチ フルワイドVGA TFT液晶ディスプレイを搭載する。

AQUOS SHOT SH008(シャープ製)


AQUOS SHOT SH008

12.1メガCCDカメラを搭載
12.1メガCCDカメラを搭載したWi-Fi内蔵モデル。auのWI-FIサービス「Wi-Fi Win」に別途加入することで、室内の無線LANや無線LANスポットを利用できるようになる。カメラは12.1メガCCDカメラを搭載。画像処理エンジン「ProPix」により高精細な写真撮影を行え、写真加工機能も充実する。

そのほか、ソーラーパネルの発電電率向上により、10分の充電で可能な通話時間を従来の約1分から約2分へと拡大した「SOLAR PHONE SH007」(シャープ製)、“世界最薄防水スライドケータイ”として7色のラインナップを揃える「SA002」(京セラ製)、au初の防水・防塵モデルとなる「簡単ケータイ K005」(京セラ製)をラインナップする。


SOLAR PHONE SH007

SA002


簡単ケータイ K005


Android搭載スマートフォン「IS01」

Windows Mobile搭載スマートフォン「IS02」
microSD形式の「au Wi-Fi WINカード」も発売

Wi-Fiチップを内蔵したmicroSD形式の無線LANカードも発売する。対応機種のmicroSDカードスロットに挿入すると、Wi-Fi WINを利用できるようになる(オプション加入が必要)。なお現在対応機種は「T004」と「S004」の2機種だが、順次ラインナップ拡充を図っていくという。


au Wi-Fi WINカード

microSDスロットに挿入して使用する

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