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<IFA2008:ヤマハ(2)>スピーカー「Soavo-3」「NS-700」、セパレートコンポ「S700」などオーディオ新製品

公開日 2008/08/30 11:48
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ヤマハはこの秋以降に欧州で発表を予定している新製品の展示も精力的に行っている。中でも目を見張るのが充実したスピーカー製品のラインナップと、国内でも注目されているセパレートアンプ“S2000/S1000”シリーズの兄弟機にあたる“S700”シリーズだ。

HiFiスピーカー「Soavo-3」や5.1chスピーカー「NS-700」シリーズ

2006年秋に国内で発売された、ヤマハの本格オーディオ向けスピーカー“Soavoシリーズ”は、世界各地域にも展開され、HiFiモデルとして人気の高いシリーズだ。新製品「Soavo-3」は、2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフ「Soavo-2」、3ウェイ・バスレフ型のフロアスタンド「Soavo-1」の技術を踏襲し、「ボーカル帯域のリアリティ」にこだわった3ウェイ・バスレフ型フロアスタンドスピーカーだ。プロダクトデザインは喜多俊之氏が引き続き担当している。高・中域のドライバーにネオジウム・マグネットを搭載する。欧州では9月より発売が開始される予定で、価格は1,049ユーロ。カラーバリエーションはブラックとダークブラウンが揃う。また会場には「Soavo-1」のピアノブラックモデルも出展されていた。

新スピーカー「Soavo-3」

「Soavo-1」のブラックモデル

国内でも先頃発表のあった「NS-700」(関連ニュース)は同社が高品位なHiFiオーディオ、ホームシアターの両用途で訴求する新シリーズ。欧州でも3ウェイ・バスレフ型のフロアスタンド「NS-F700」、2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフ「NS-B750」が展開されるが、他にも2ウェイ・密閉型のブックシェルフ「NS-B700」、2ウェイ・密閉型のセンタースピーカー「NS-C700」、サブウーファーの「NS-SW700」という、シリーズを構成するモデルが紹介されている。外装仕上げはウッドとブラックが揃う。サテライトスピーカーは振動板にA-PMDを採用した点が特徴。またサブウーファーについても効率よく、リスニングルーム内に均一な低音を放射するQD-Bass技術を採用している。NS-F700/B750は内部定在波の発生を低減するスラント・パーティション、折り曲げ加工によるラウンドシェイプの天板を採用し、ユニークな外観も持たせている。

NS700シリーズのラインナップ

セパレートコンポ「CD-S700」「A-S700」が登場

昨年のIFA2007ではセパレートコンポ“S2000”シリーズが発表され、ピュアオーディオブランドとしてのヤマハを強くアピールした。今年もその兄弟機である“S700”シリーズが展示の目玉として脚光を浴びている。

セパレートコンポ“S700シリーズ”

CD-S700本体前面のUSB端子部

CDプレーヤー「CD-S700」は479ユーロのお手頃な価格で11月に欧州での発売を予定している。同シリーズのステレオプリメインアンプ「A-S700」も同月に579ユーロで発売予定。いずれのモデルもカラーバリエーションにブラックとシルバーの2色を用意する。外観については、同社ブースに展示されていたシルバーモデルをみるかぎり、上位シリーズに採用されていた本格ウッドのサイドパネルは省略されている。日本国内での発売も期待したいモデルだ。

160W×2の出力を備えるアンプ「A-S700」は同社のToP-ART(Total Purity Audio Reproduction Technology)の設計思想に基づき、ディスクドライブを本体中央に配置し、高剛性設計のセンターフレームでセンターを貫く左右完全対称コンストラクションを採用。電気的な音質劣化を極限まで防いでいる。同社独自設計によるブロック抵抗、電源回路や、CD-S700との組み合わせ時における最適なパフォーマンスを発揮するための「CDダイレクトアンプ回路」も搭載している。CD再生時のSN比は110dBを実現。

CDプレーヤー「CD-S700」はSN比110dBを実現。SACDの再生には対応しない。メカニズム部には上位機種同様、CDドライブおよびローディング機構を強固に支える新開発のサイレントローダーを採用する。DAコンバーターはバーブラウン製192kHz/24bit対応のデバイスを搭載。

一体型オーディオ“PianoCraft”シリーズや、デスクトップオーディオ製品

一体型オーディオ“PianoCraft”シリーズにも欧州向けの新製品“E730”シリーズをはじめ、昨今のマルチメディアソースに完全対応した注力モデルが展示された。

“E730”シリーズはセンターユニットにDVD/CDプレーヤーを搭載。アンプ出力は30×2W。MP3/WMA/WMV/DivX Ultraなど、ディスクに記録された様々なAVソースの再生に対応する。またHDMI端子も備えており、DVD映像を1080p信号にアプコン出力することが可能だ。本体前面にはUSB端子を設けたほか、同社製のiPodコントロールドックにも接続が可能だ。高精度DAコンバーターやサブウーファー出力も搭載する。カラーバリエーションはブラック/ホワイト/シルバーを揃え、11月に429ユーロで発売予定。

本機よりも一段コンパクトなモデルとして“PianoCraft Micro 330”も新製品のひとつ。CDプレーヤーやUSB接続端子、iPodドックステーションを本体に搭載する。12月に発売が予定されており、価格は299ユーロ。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。

PianoCraft E730

PianoCraft Micro 330

“MCS-1330 mini HiFi System”もクラシックな佇まいを持たせたセパレートコンポ。シンプルな外観と操作性が特徴であるという。iPodコントロールドックの接続端子やUSB入力を搭載している。12月に発売を予定しており、価格は1,049ユーロ。ブラックとシルバーの2色を揃える。

iPodドック付オーディオシステム「MCS-1330」

デスクトップオーディオはMP3/WMA再生機能を備えるCDプレーヤーを搭載した一体型システム「TSX-130/120」をラインナップ。iPodドックを本体に搭載し、USB入力も設けている。価格は130が319ユーロ、120が239ユーロで発売予定。カラーバリエーションはブラックとホワイト。

デスクトップオーディオ「TSX-130」のホワイトモデル


PDX-30
「PDX-50」はiPodやiPhoneにワイヤレス接続して音楽が楽しめるデスクトップオーディオ。同社独自の“Air-Wired”技術が採用されており、非圧縮の音声信号を高音質に伝送することが可能だ。発売時期は2009年の1月を予定しており、価格は229ユーロとなる見込み。カラーバリエーションはブラック/ホワイト/ブルー/レッドの4色。ワイヤレス機能を省略した「PDX-30」も用意される。

(Phile-web編集部・山本)

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