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ヤマハ、「マイビーム」機能を新搭載した“デジタル・サウンド・プロジェクター”新モデルを発売

公開日 2006/10/19 13:44
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YSP-1100(シルバー)

YSP-1100(ブラック)
ヤマハ(株)は、ワンボディで5.1chフロントサラウンドを楽しめる“デジタル・サウンド・プロジェクター”の新モデルとして、機能強化を図った「YSP-1100」を11月1日より発売する。価格はオープンだが137,000円前後での販売が予想される。


“デジタル・サウンド・プロジェクター”の再生イメージ
“デジタル・サウンド・プロジェクター”は、複数の小型スピーカーユニットを使用することで音に指向性を持たせ、壁に音を反射させたることでリアルな5.1chサラウンドを実現する、AVアンプ+スピーカー一体型のフロントサラウンドシステム。本機は2005年10月に発売した「YSP-1000」(関連ニュース)の機能強化モデルで、新たに新「インテリビーム(IntelliBeam)」と「マイビーム(MyBeam)」機能を搭載した。

なお欧州では、本年9月に独ベルリンで開催されたIFA 2006で一足先に製品が公開されている(関連ニュース)。

スピーカーの構成はYSP-1000と同じで、小型のビームスピーカー40個、ウーファー2個を搭載。外観もほぼ同じで、横幅は103cmとなっており42型以上のTVとの組み合わせにデザインマッチするという。

付属の測定マイクを使用することで、視聴環境に最適な調整を行う「インテリビーム」機能は、リモコンのダイレクトキーを押すだけで自動調整が開始する新「インテリビーム」に改良された。約3分という短い調整時間はそのままだ。

また「マイビーム」は、ビーム角度を視聴者の位置にダイレクトに向ける新機能。視聴位置からリモコンのマイビームボタンを長押しするだけで、視聴者の位置を特定し、その位置に明瞭な音声を届けることが可能だ。周囲がざわついた環境の中での使用や、夜中にリビングでTVをひとりで見ているときなどに効果的な機能となっている。


付属のリモコン

ボタン一つで「マイビーム」を設定可能
なおその他のビームモードは従来モデルを踏襲。サラウンド効果を存分に楽しめる「5ビーム」、リスニングエリアが広い「3ビーム」、ステレオ音声で再生する「ステレオ」、本体をコーナー設置した場合やライブDVDなどに最適な「ステレオ+3ビーム」、夜間使用に最適な「ナイトリスニングモード」、TVを観ている時にCMなどで急に音量が大きくなるのを防ぐ「TV音量一定モード」の音量モードを搭載している。

音声フォーマットに臨場感をプラスする音場創生技術“シネマDSP”も継承しており、“映画(3種類)”“音楽(3種類)”“スポーツ”からソースに合ったモードを選択し、それぞれに最適な効果を楽しめる。

サラウンド音声は、Dolby Digital、DTSに加え、デジタル放送が採用するAACにも対応。また、ステレオソースを5.1ch化して再生できるDolby Pro LogicII、DTS Neo:6 も搭載している。

本体カラーはシルバーとブラックの2色を用意しており、テレビやインテリアなどの環境にあわせて選択することが可能だ。

【問い合わせ先】
ヤマハ株式会社
AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番YSP-1100
  • 発売日2006年11月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格137,000円前後)
【SPEC】●総合最大出力:120W(20W×2+2W×40) ●スピーカー部型式:2ウェイ密閉防磁型 ●スピーカーユニット:11cmコーン防磁型×2個、4cmコーン防磁型×40個 ●音声入力端子:アナログ2、デジタル2、同軸デジタル1 ●映像入力端子:コンポジット3、コンポーネント2 ●音声出力端子:サブウーファープリアウト1 ●映像出力端子:コンポジット1、コンポーネント1 ●消費電力:50W ●外形寸法:1030W×194H×118Dmm(最大寸法) ●質量:13.0kg