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<A&Vフェスタ 2006レポート:マイクロソフト>「WMA Lossless」を各社最新AVアンプでアピール

公開日 2006/09/21 16:13
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今年はマイクロソフトがブースを構えた
今回が初の出展となるマイクロソフトブースでは、ウィンドウズ メディア オーディオ ロスレス(WMA Lossless)技術を、デノンやオンキヨー、ヤマハ、東芝など、様々なメーカーの機器を使ってデモしている。

WMA Losslessは、その名の通り、圧縮/復元時に信号のロスを発生させない可逆圧縮方式。ハフマン符号化方式を基本にし、それを高精度化/高効率化したもので、最大で192kHz/24ビット +8チャンネルの音声トラックをサポートする。

このWMA Losslessの楽曲データを配信しているのがe-onkyo music store。ブースにはオンキヨーのHDメディアコンピューター「HDC-7」も置かれ、その再生品質をアピールしている。また、同じくWMA Losslessの再生に対応したDAP「gigabeat」や、WMA Losslessフォーマットに対応し、5.1chサラウンド編集も行えるDigiOnの編集ソフト「DigiOnSound5」も展示されている。

オンキヨー「HDC-7」も展示。e-onkyo music storeの画面も確認できる

東芝gigabeatも展示

さらに、オンキヨーも参考出品として、WMA Lossless再生に対応したAVアンプを展示。Windows Media TechnologyのDMP機能も搭載している。

オンキヨーはWMA Lossless再生に対応したAVアンプを参考展示。詳細は未定

WMA Losslessに対応したほか、DLNA v1.0にも対応予定

また、LAN経由でPC内の音声を再生できるネットワーク対応AVアンプも用意。デノン「AVC-4320」、ヤマハ「DSP-AX2700」などが展示されており、実際にPCと接続している様子を確認できる。

デノン「AVC-4320」

ヤマハからは「DSP-AX2700」が展示

パイオニアは以前からマイクロソフトの新技術対応に熱心だが、同社からはWMA9 Pro対応デコーダーを搭載し、最大768kbpsのマルチチャンネルオーディオを再生できるAVアンプ「VSA-1016V」が展示されている。

(Phile-web編集部)

avfesta2006

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