キヤノン、手ブレ補正搭載の光学12倍デジカメ「PowerShot S2 IS」

＜左＞「PowerShot S2 IS」　＜右＞「SELPHY CP600」

キヤノンは、デジタルカメラ 「PowerShot S2 IS」と、コンパクトフォトプリンター「SELPHY CP600」を6月上旬より発売する。価格はオープン。

「PowerShot S2 IS」は、「S1 IS」（2004年3月発売）の後継機種で、さらなる機能の強化を図った。

手ぶれの発生しやすい望遠撮影で威力を発揮するシフト式光学手ぶれ補正機構と、USM（超音波モーター）による高速／静音ズーム駆動は継承しながら、ズーム倍率を従来の10倍から12倍へと高倍率化することで、より幅広い撮影シーンに対応。

さらに、CCDを3.2メガピクセルから5.0メガピクセルに、映像エンジンをより高性能な「DIGIC ・」にパワーアップし、高画質化を実現した。VGA（640×480画素）・30フレーム/秒の高解像動画記録ができ、ビデオカメラに迫る本格的な動画撮影が行える。

操作性では、「DIGIC ・」の高速処理による起動時間の短縮やAFの高速化、バリアングル液晶モニターの大型化などにより、さらなる使い勝手の向上を実現。このほか、被写体に0cmまで近づいて撮影できる「スーパーマクロ撮影」機能や、カメラだけで簡単に色変換／強調が行える「マイカラー」機能など、多彩な機能を搭載している。

コンパクトフォトプリンター「SELPHY CP600」は、簡単操作で銀塩写真なみの高画質と高耐候性（アルバム保存で100年）のプリントが得られる、モバイルタイプの昇華型コンパクトフォトプリンター。

高性能映像エンジン「DIGIC ・」をプリンターとして初めて搭載したことで、人が見て美しいと感じる記憶色に基づいた色再現処理が可能となった。撮影シーンを自動解析する「iSAPSテクノロジー」の活用により、撮影者の意図を反映して最適な明るさやコントラストに自動補正してプリントできる。

【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90002

（Phile-web編集部）