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搭載レンズを年内に発売

キヤノン、角度ブレ/シフトブレに両対応した光学手ブレ補正技術を開発

2009/07/22 Phile-web編集部
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キヤノンは、「角度ブレ」と「シフトブレ」の2種類の手ブレを光学的に補正する「ハイブリッドIS」を開発した。

角度ブレのイメージ図

シフトブレのイメージ図

この2種類の手ブレ補正を工学的に補正する技術は世界初。同社では、2009年中に、同技術を搭載した一眼レフカメラ用交換レンズを発売する計画。

同社に寄れば、通常の撮影ではカメラの「角度ブレ」の影響が大きいが、マクロ撮影などでは撮影面に平行にカメラが動いてしまう「シフトブレ」が大きく影響するのだという。

“ハイブリッドIS”には、カメラの角度ブレ量を検出する角速度センサーに加え、新たに加速度センサーも搭載。 さらに、この2つのセンサーの情報を融合し、最適な手ブレ補正を行う新アルゴリズムを採用した。

今回の新技術を搭載した交換レンズでは、通常の手ブレ補正に加えて、これまで難しかったマクロ撮影などの手ブレも効果的に抑制することができるようになる。

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