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インタビュー

代表・エドワード氏にインタビュー

フェンダー、楽器の経験を活かしホームオーディオも視野に。日本法人代表がビジョンを語る

ファイルウェブ編集部

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2017年07月11日
エレクトリックギター/ベース、ギターアンプなどで知られる米国の楽器メーカー FENDER(フェンダー)。その日本法人であるフェンダーミュジック(株)は、2015年4月に設立。現在は日本市場における展開をダイレクトに行っている。

フェンダーは昨年からイヤホンにも参入。先日からは、最上位の6BAドライバーイヤホン「FXA9」も発売となった。このFXA9の発表会のタイミングで、フェンダーミュジックの代表取締役 社長、アジア統括であるエドワード・コール氏に、同社の取り組みや日本市場におけるビジョンをお話を伺うことができた。インタビューを行った場所は、フェンダーのVIP用ラウンジ「Fender Music Backstage」だ。


フェンダーミュージック(株)代表取締役 社長 アジア統括 エドワード・コール氏

フェンダーミュージックの使命は「あらゆるレベルのプレーヤーのサポート」

ーー フェンダーミュージックは、2015年に米FENDER Musical Instruments Corporationの日本法人として設立されました。グローバルに展開するフェンダーにおいて、フェンダーミュージックはどのような役割を担っているのでしょうか?

コール氏 フェンダーミュージックの使命は、「あらゆるレベルのプレーヤーをサポートしていく」ことです。それはフェンダーの理念そのものでもあります。

当社設立以前は、販売代理店を通じて日本市場へ製品供給やプロモーションを行ってきました。日本の市場は規模においても非常に重要なマーケットですが、それ以上に重要なのは、日本のミュージシャンの影響力だと考えています。こうした状況を踏まえて、さらに積極的に日本市場に関わるためにも、その展開を自らの手で直接行うべきだと判断したのです。

インタビューは、VIP向けショールーム「Fender Backstage」のゲストルームにて行われた。背後に飾られているギターは、全てマスタービルダーが手がけた超高級モデルだ

アジアはグローバルでも最も重要なマーケット

ーー フェンダーは日本でも長く愛されているブランドですが、日本法人の設立が2015年というタイミングだったことに理由はありますか?

フェンダーのグローバル展開において現在、アジアは非常に重要な地域です。特に日本はビジネスだけではなく、ポップミュージック、ライフスタイル、ファッションなどあらゆるトレンドにおけるアジアの発信地であり拠点です。最も重要なマーケットであることは言うまでもありません。日本への直接の展開を長年検討しているなかで、それが実現したのが結果として2015年になったということです。

日本をアジア市場で「最も重要なマーケット」と捉えている

ーー フェンダーというと一般の多くの方でしたら、エレクトリックギターやベースギターのイメージが強いと思います。その一方で、FXA9のようなリスニング用の高級イヤホンも手がけています。今後はその展開を楽器意外の領域にも広げていく予定なのでしょうか。

コール氏 フェンダーはエレクトリックギターやベースはもちろん、ギター用アンプ、そしてアコースティックギターにも力を入れています。ピックやストラップなどアクセサリー類も広く展開しています。

こうした多岐のカテゴリーにわたる全ての製品の根底には「Tools On Player(プレーヤーのためのツール)」という思想があります。製品展開が多岐にわたっても、この軸からブレることはありません。加えて、イヤホンやBluetoothスピーカー機能を備えたギターアンプ「MUSTANG GT」(関連ニュース)のように、音楽を楽しむための全ての人のための、ライフスタイル・カテゴリーにも積極的に取り組んでいく予定です。

デジタル分野におけるエコシステムの構築を目指す

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