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インタビュー

両社のキーマンに詳細を聞く

機能性とデザインを兼備。オンキヨー/USMのコラボで実現したオーディオラック

編集部:小澤貴信

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2016年10月26日
オーディオ&ビジュアルの総合ブランドであるオンキヨーと、スイス発の家具ブランドであるUSMモジュラーファニチャーのコラボレーションによる、オーディオラックが実現した。その詳細について、両社の担当者にお話を伺った。

USMモジュラーファニチャーとオンキヨーのコラボによって実現したオーディオラック(写真中央)

USMモジュラーファニチャーとオンキヨーがコラボ

オーディオ&ビジュアルに特化した機能性と、家具としてのデザインと完成度。これらを兼ね備えた専用ラックは未だ数が少ないといえ、実際にユーザーからの要望も大きいという。こうした声に応えるべく活動を行っているのがオンキヨーで、以前は同社と家具メーカーのMASTERWALとコラボレーションによるAVラックを紹介した(関連ニュース)。

その後、また異なる家具メーカーと新たなコラボレーションを行って、今度は「オーディオラック」を提案するという話を伺い、再び八重洲にあるGibson Brands Showroom TOKYOのショールームを訪問。オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンの上田賢司さんとUSMモジュラーファニチャーの中村乙葉さんにその詳細を伺った。

お話を伺ったUSMモジュラーファニチャー 中村乙葉さん(右)と、オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株)営業本部 営業企画部 販売促進課 上田賢司さん(左)

今回オンキヨーとコラボを行ったのは、「USMモジュラーファニチャー」。スイスで生まれたこの家具メーカーは、“モジュール”の組み合わせによる拡張可能なシステム家具を展開。洗練されたデザインと高い自由度、そして機能性を兼ね備えた家具を提案している。

機能性/耐久性からもオーディオラックとしての必須要素を満たす

USMの詳細やバックボーンは後ほど紹介するとして、まずは、このUSMモジュラーファニチャーとオンキヨーのコラボで実現したオーディオラックをご覧いただきたい。

USMモジュラーファニチャーは、「チューブ」と呼ばれる金属製ポール、「ボール」と呼ばれるこちらも金属の連結器具、そしてチューブで区切られた各段にはめ込まれる「パネル」という3つの要素で構成されている。

ラックを正面から見たところ。オンキヨーの最上位アンプが余裕で収まるサイズを確保している

写真からもわかるとおり、今回実現したオーディオラックは3段構成で、最上段と2段目にオーディオ機器が設置できるようになっている。最下段には、レコードやCDの収納スペースを設けている。

ラック下部は引き出しになっており、LPやCDが収納可能

ユーザーの意図に合わせて各パーツを選択、自由度の高いサイズ設定ができることを活かして、主にアンプなどを収納する2段目は、オンキヨー最上位のプリメインアンプ「A-9000R」(サイズ:435W×175H×435Dmm)も余裕で収まるスペースが確保されている。

しかし、18.5kgという重量のあるA-9000Rを、スタイリッシュだが一見すると華奢にも見えるラックに収めて大丈夫なのだろうか。そこは安心してほしい。そもそも業務用の家具として発案されたUSMモジュラーファニチャーは、耐荷重性能と耐久性の高さも特長とする。パネル(棚板)1枚の耐荷重は50kgというスペックを実現している。

ラック背面には、ケーブルの収納ボックスが備えられている。しかもボックスは床から浮かせて配置されていて、スマートなラックの立ち姿を損なわない。どんなに見栄えのよいラックでも、ケーブルが乱雑にぶら下がっていたら台無しが、ここでもオーディオラックならではの外観の維持が配慮されている。

ラック背面には、ケーブルを収納するボックスが配置されている

もうひとつ注目したいのが、ラックの中下段に設けられた収納スペースのトビラや側板パネルの裏側に配置したアコースティックシート(吸音シート)だ。

写真ではわかりにくいが、パネルのパンチングを通してアコースティックシートを確認できる

サイドパネルの内側からアコースティックシートを見たところ

吸音シートの効果/その歴史が裏打ちする、高い耐久性と機能性

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