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「4つの最新アプリ」の魅力に迫る

テレビの楽しさをつなげるアプリ − 東芝「レグザAppsコネクト」開発者インタビュー

公開日 2013/12/25 11:59 山本 敦
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テレビ用アプリという取り組みに先鞭を付けてきた東芝は、これまでに獲得してきたノウハウをベースに次へのステージアップを図ってきた。その背景には昨年からテレビ向けクラウドサービス「TimeOn」がスタートして、ひとつの形にまとまったことでレグザAppsコネクトアプリの成長につながったこともあると大橋氏は述べる。

「TimeOn」のUI

「バックエンドのインフラがしっかりとしているので、TimeOnを中心としたエコシステムの上で色々な展開ができるようになりました。実際にはTimeOnのプラットフォーム自体も、数年以来取り組んできたレグザAppsコネクトのアプリのユーザーにいただいたフィードバックの上に構築されている部分が多くあります」(大橋氏)

東芝 大橋氏

東芝のテレビ向けクラウドサービスの歴史を遡れば、それは2006年から基本設計を開始し、10年にレグザAppsコネクトを立ち上げてアプリを提供、12年にTimeOnを立ち上げ、サーバーが整備しながらアプリ開発のベースを固めていったという一連の流れの上に建っているということが大橋氏の言葉からもわかる。


■「TimeOn」のメニューをタブレットで快適に操作できる「RZクラウド」

レグザAppsコネクトでは現在、主に4つのアプリに注力しているという。いずれも「テレビをもっと楽しむためのアプリ」という点では共通しているが、その用途が明確に特定されていて、その用途に沿ってインターフェースがシンプルに、かつ使いやすいものに洗練されているところに大きな特徴がある。中でもTimeOnと最も結びつきの強いアプリが「RZクラウド」(関連ニュース)だ。

「RZクラウド」の画面イメージ

RZクラウドはTimeOnのサービスに対応している東芝REGZAのZ8X、Z8/J8、Z7/J7シリーズと連携して、TimeOnのメニュー操作をタブレットやスマートフォンから行えるようにするコントローラーアプリだ。Androidタブレット版、iOS版が提供されている。

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