カットルームとパーティションで区切られた待合室はちょっとした個室のようなスペースになっており、雑誌や書籍を読みながらくつろぐことができる。こちらにi-deckを導入した後のお客様からの反応は「とても好評」だという。スタッフの方々がセレクトした楽曲を、お店のiPodに取り込んだものを再生している。河合さんも普段よく聴く洋楽ミュージシャンの楽曲や、待合室のスペースをしっとりと包み込むようなアコースティック・ギターやジャズの曲をその日の雰囲気に合わせて選んでいるそうだ。
i-deckを置くようになってからしばらくの後、お客様の中には自分のiPodをかけて欲しいという人も現れるようになったという。「i-deckは色々な種類のiPodに対応しているので、お客様のリクエストに幅広く応えられるのも嬉しいですね」という河合さんだ。
河合さんご自身がはじめてi-deckの音を聴いた時の印象について訊ねてみた。「私は普段、ポータブルプレーヤーで音楽を聴くことが多いのですが、i-deckのようにしっかりとしたスピーカーで聴くと、こんなに濃厚な音になったのでとても驚きました」と河合さんは振り返る。
「はじめてのセッティングはとても簡単だったけど、持ち運びが楽にできることもi-deckの大きな魅力」であるという河合さん。待合室以外にも、着付けのお客様を迎える用途などに使われる、パーティションで区切った個室にi-deckを移動させ、ヘアメイクの間の贅沢な空間を演出したこともあり、「お客様にとても喜んでいただけた」のだという。
i-deckは本体背面にライン入力を備えているので、iPod以外にも様々なプレーヤーとつないで楽しむことができる。これからはiPod以外のオーディオ機器やパソコンとつないでみたり、もっと長めのケーブルを準備して広い空間でi-deckの音を鳴らしてみるなどレイアウトを工夫したいというアイデアも、次々とスタッフの方々から生まれているという。音楽好きのスタッフとi-deckのサウンドがあなたを歓迎してくれるお店に、ぜひ足を運ばれてみてはいかがだろうか? |