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特集１ ＰＡＲＴ４．カジュアル系ホームシアターを彩る逸品 担当編集者からの裏話 「カジュアル」をめぐって大議論となったある日の編集会議。そこで編集部がたどり着いたとりあえず一つの結論。「カジュアル」はない。しかしある。ラカニアンみたいでカッコいいでしょ。つまり、「カジュアル」という言葉はあるけれども、それが意味する内容はそれぞれであり、メタレベルにあるいは天上界に「カジュアル」というイデアがあるわけではなく、カジュアルの具体的な姿がそこにはあるだけだ、ということでした。「美しい花がある。花の美しさというようなものはない」（小林秀雄『当麻』）ということ。それで、とにかくたくさんの人たちから「カジュアルなホームシアター」に相応しい逸品を選んでいただき、その選ぶ過程を通じて「カジュアルなホームシアター」にふれていただきたい、ということに相成りました。さてさて、しかし25人となると依頼だけでも大変。あらかじめエクセルで管理していたおかげで誰の原稿が遅いかも一目瞭然（小生の声を電話口で聞いた瞬間笑い始めた××先生とか）。というわけで、集めましたよ25人分。いかがですか、皆さん？
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