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LCD-32HD6

SANYO
LCD-32HD6 (CAPUJO)

¥345,000(税抜)

発売:2005年7月15日
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ビジュアルグランプリ2005SUMMER ≪銅賞≫受賞モデル

【SPEC】●画面サイズ:32V型(709W×399H、対角813mm) ●画面アスペクト比:16対9 ●画素数:1366×768×3 ●視野角:上下左右176°(JEITA規格準拠、コントラスト比/10対1) ●受信チャンネル:地上アナログ(VHF/UHF/CATV)、地上/BS/110度CSデジタル ●接続端子:コンポジット映像入力×3、S映像入力×2、D色差映像入力×1、i.LINK端子×2、音声入力×4、デジタル音声出力×1 ●スピーカー出力:10W+10W ●消費電力:165W ●外形寸法:811W×645H×297Dmm(スタンド含む) ●質量:22.0kg(スタンド含む)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

「スポーツモード」機能を新搭載した“カプージョ”

スタイリッシュでスマートさを備えた32V型のモデルは、同社の液晶テレビ「カプージョ」に初めてラインナップされるサイズだ。パネルはVA系でも8msの高速応答を実現したタイプを採用。その特徴を活かして、業界初の「スポーツモード」の機能を新しく搭載したところも差別化の1つ。これは「野球/サッカー/ゴルフ」、「ウィンタースポーツ」など6つのプリセットから最適な映像と音が選択できる機能だ。デジタルチューナーはフル搭載とし、電動スイーベル機構、簡単リモコンも用意したダブルリモコンも付属してユーザーフレンドリーなのも魅力。明るさセンサー、バックライト調整などによる画質調整も充実する。

ハイビジョンは「標準モード」のデフォルトで視聴。明るさセンサーを「オン」にするか「オフ」にするかで迷ったが(出荷時は「オフ」)、結果的には「オフ」から画質調整を試み、少し極端だった鮮やかさを抑えてみた。バックライトや黒レベル、コントラストを追い込むことでいっそう見やすい映像にできた。プロ調整に入りガンマ選択を行うことでも、さらに好みの映像に追い込めるだろう。全体的にはわずかにダイナミック寄りで、見映えがする画作り。ところどころで散見されるノイズはパネルの個性だろう。

映画は「シネマモード」のデフォルトで視聴。この時も明るさセンサーは「オフ」にし、ここから画質調整を行った。黒ツブレの傾向だし、色もコントラストも強めだったのでこれを穏やかにした。「アイ,ロボット」はエッジが太めでシャープ感も薄め。「ゴシカ」も階調性がもう1つ欲しい感じ。AI動作をオンにしてこれらを補正、これが効果を発揮し見映えが増してくる。素質はハイレベルを確保しているから、そう言う意味で画質調整をこまめにすればかなり良質な画質になる。

(text:村瀬孝矢「2005年6月月間特集 視聴レポートより」)