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LS-K707

KENWOOD
LS-K707 (Kseries)

¥14,000(税抜)

発売:2004年12月上旬
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【SPEC】●形式:2ウェイバスレフ型 ●定格インピーダンス:6オーム ●最大入力:60W ●トゥイーター:2.5cmバランスドーム型×1 ●ウーファー:8cmコーン型×2 ●クロスオーバー周波数:3.6kHz ●定格周波数範囲:55Hz〜30kHz ●出力音圧レベル:80dB/W/m ●外形寸法:約126W×270H×254Dmm(グリル含む) ●質量:約3.2kg(1本)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

質のよい音をもう一度。新生Kシリーズが魅せる

ケンウッドにはK'sと名付けられたハイコンポがあった。一般的なコンポとは違うオーディオ的なセンスを強く押し出した製品だったが、その技術や感性を復活させたのがこのシリーズだ。スピーカー2種に加えてCD/MDレシーバーも用意され、AUTO ROOM EQを搭載したことでも話題を呼んでいる。

LS-K701はトゥイーターとウーファーを近接配置して定位の向上を図ったブックシェルフ・タイプ。姉妹機のLS-K707は一回り小型のウーファーを2基搭載し、若干横幅を縮小したスタイルになっている。いずれも爽快な伸びやかさを備えた音調をもち、軽快で切れのいい再現性を発揮する。K707は小粒なタッチで無理のない質感を備え、スピード感に富んだ明快な鳴り方が特徴だ。K701はいっそうとぎすまされた感触が強く、クリアで骨格のしっかりとした再現を示す。分離がよく透明度の高い音だ。

オーディオ市場が低価格の傾向を強める中、団塊世代と団塊ジュニア世代に向けたアプローチを試みるというのがシリーズのコンセプト。新しいライフスタイルの提案といっていい。

(text.井上千岳)